from : ねこかます
早朝、いつもの巡回コースへ。
茶トラ1号と2号が出ていた。
クルマに気を払う1号。今日は天敵猫がいないようだ。
そしてこの日はたぬチキも出てきた。
しかし若干腰が引けている…どうした。
うしろにカツオがいた。
カツオはたぬチキと仲が悪くなかったはずだが…というより、カツオが成長してたぬチキをいじめるようになったのかもしれない。
たぬチキ、クルマの下に逃げてこの顔である。
これでは出てくれない。
しかし、たぬチキに久しぶりに会えたのは恐らく理由が別にあった。
彼の天敵がこの一週間ほど姿を見せないのだった。
と、歩いているとその天敵の変わり果てた姿があった。
このエリアの最強のボス・黒猫婆さんである。
力なく、水たまりの水を飲むかつての女帝。
前脚は水たまりに浸かってもお構いなし…一目でもう長くない事がわかった。
さらば…最強の女帝猫。一つの時代の終りであった。
その30分後、キャリーをもって黒猫婆さんを保護した。
二回飼い主と世話人に置いて行かれたこの猫は、せめてのたれ死ぬのは避けてあげたい。
病院に連れて行って処置してもらった後で、女帝ではなく皇帝だった事を知った。
最強の帝王だったのか。
そして、この地から帝王は去った。安住の地で、余生を暮らす事になる。
皇帝がいなくなった事でキジトラ公園は穴が開いたかのようだった。
次に強いのはこのキジトラ4号。
ボスというタイプではないが、しばらくはキジトラ一家がこの辺を占めるはずである。
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