from : ねこかます
また久しぶりの巡回となってしまった。
こう言う時はまず生存確認になってしまう。
公園に着くと、もう余り公園の中に入ってこない少女猫のプチサバが外にいた。
少し見ない間に、もう子猫らしさが消えてきていた。
やはり美人である。
だが、やはり身体の小ささはいかんともしがたいようだ。
父も母もそれほど小柄ではない…周りが我の強い猫たちゆえ、そんなに食事にありつけなかったのか。
彼女が公園に入らない理由は従兄弟のカツオが追い回すのと、この公園の女帝の黒猫婆さんも追い立てるようになってしまった事が大きい。
この公園に住むには、この黒猫婆さんを克服するかやり過ごせるスキルがないと難しい。
プチサバは結局路地に入って公園からすぐに去っていった。
こうなると、ある程度状況が変わらないと公園に戻るのは難しそうである。
プチサバのような猫は、広い公園よりこうした住宅地のちょっとした隙間の方が生きるのに向いていたかもしれない。
比較的おだやかな猫しかいない猫時空Ⅱである。
それは父猫が強い猫だからというのが大きいか。
若いオスであるレオ太も気性は荒くない。
だがゆくゆくはかれが背負っていくことになる。
しばらく姿を確認できなかった流れキジトラがいた。
何をするでもなく、そこに佇んでいた。
駐車場内ゆえ、近づく事も出来ず。
公園を引退し、ひっそりと隠れて暮らす流れキジトラ。
幸いなのはそれほど体調が悪くなさそうな所である。
そして、彼と行動に共にしていた暴虐の嫁ことキジ嫁は、もう2か月ほど姿をみかけなくなった。
ずっと口内炎で辛そうにしていたのを思い出す。
弱ったのを自覚したのか、流れキジとは違う場所の住宅の隙間でこっそり暮らす彼女を見たのが最後になってしまった。
また流れキジトラのように姿を見せて欲しいものである。
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