from : ねこかます
琥白旅立ちの日まで残りわずか。
麿白による猫教室は佳境を迎えていた。
さあちびよ。ぼくの教えを見せてみたまえよ。
麿白が教えたもの…それは猫としての振舞いであった。
ふむ…姿勢は及第点だが表情がまだまだあまいね。
麿白先生、自ら手本を見せる時である。
ほら!こうだ!
バンザイと変顔の組合せを披露する麿白。
琥白も負けじと挑戦である。
ふむ…ひねるとは工夫をくわえてきたね。努力は買おう。
評価する麿白。
しかし琥白、さすが野良生活が長いだけあって根性があった。
寝相に加えてこの顔である。
ふむ、実にいい顔だね…ぼくの教えをここまで実践するとは。
安心して旅に送り出せるというものだよ。
麿白、琥白の成長に太鼓判である。
ちびよ、旅先でぼくの教えたことを存分に発揮するがよいぞ。
麿白先生も満足げであった。
なんだい教えってのは要するに変顔するってことかい。つきあってらんないや。
時雉は時雉でわが道を行ってるようである。
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