from : ボルゾイな生活
先に示したある県の条例です
犬の飼養者は、その飼養する犬(以下「飼い犬」という。)を、人の生命、身体又は財産に害を加えるおそれのない方法で、常に係留しておかなければならない。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合は、この限りでない。
1.飼い犬をおりに入れて飼養し、又は囲い等の障壁の中で飼養するとき。
2.人の生命、身体又は財産に害を加えるおそれのない場所又は方法で飼い犬を訓練し、若しくは移動し、又は運動させるとき。
以下略
次に行政側の回答例がネットにあったそうです
【動物愛護畜産課】
「人の生命若しくは身体に危害を加える恐れのない場所とは私有地のみ」
「人の生命、身体又は財産に害を加える恐れのない方法とは、飼い犬を檻又は囲い等の障壁の中に入れるか常に係留しておかなければならない」
「人が居ない時、人の気配のない公園、河川敷などの公の場では必ずどんな状況・場合でも犬は柵か囲いの中に入れるか又は綱・鎖で繋いで犬を確実に保持するのが決まり」
この回答には矛盾点があります
条例は飼い犬は常に係留しておくことを旨としています
そして以下の場合は係留しなくていいと明記しています
1.おりや囲いで飼育するとき
係留しない、おりや囲いがない、ときは(飼い主が一緒にいるときの想定)
2.人の生命、身体又は財産に害を加えるおそれのない場所又は方法で飼い犬を訓練し、若しくは移動し、又は運動させるとき。
問題は条例2の判断です
行政の回答は
「人の生命若しくは身体に危害を加える恐れのない場所とは私有地のみ」
この回答には私有地では(柵で囲っていなくても)飼い犬を訓練し、若しくは移動し、又は運動させるとき。にはリードをつけなくても良い
又は方法では「人の生命、身体又は財産に害を加える恐れのない方法とは、飼い犬を檻又は囲い等の障壁の中に入れるか常に係留しておかなければならない」
係留、おりや柵で囲う以外の場合の前提なのに回答にはなっていない
このような回答なら
「人が居ない時、人の気配のない公園、河川敷などの公の場では必ずどんな状況・場合でも犬は柵か囲いの中に入れるか又は綱・鎖で繋いで犬を確実に保持するのが決まり」
2.の例外規定は必要ない文章になってしまう
一般人が行政に尋ねたらこのような答えが帰ってくるのは当然だが
かなりの越権的な判断である
立法機関の人間である友人の議員に条例のことを解釈と運用を行政に尋ねてもらった
まだ途中であるが、初回の回答は
『県の条例以上の拘束力のある条例は市の行政では運用できないし判断できない
県の方針に従う』そうである
もし県に尋ねたら、『運用については市の管轄』との答えがあると思われるそうです
縦割り行政だから責任の所在をはっきりさせたくないそうです
かなり弱気な答えである
このように正式な答えは出てこないでしょう
運用状況についての答はもらえると思いますが
予想の範囲だと思うし、文章を理解できずに曲解されるのを避けるため
これを回答にしたいと思います
先の行政からの回答が正式なものなら勇気あるものでしょう(笑)
マナーや配慮についてについて
今回もある方のコメントには
『誰もいない海岸も、いつもボルゾイ2匹が放流されているから端から犬や子供を連れて行くのをあきらめている方もいるかもしれない…とかはお考えになりませんか。』
とありました
その方に、こちらから
『犬同伴OKのアウトレットや公園がありますが、犬の嫌いな人が
『あそこは犬がいるから行きたくない』といって来ない人はいないでしょうか
この人たちに対する配慮(マナー)はどうしたらいいのでしょうか 』
と逆に質問したときの答えが
『そういう場所でも最低限他の人に迷惑をかけないようにルール、マナーがあると思います。リードは放さない、排せつの躾などですが。愛犬を連れて行く飼い主もそのつもりで躾をし、そういった場所に連れて行き楽しんでいると思われますし、犬に会うことすら嫌な人はわざわざ訪れないでしょう。そこを訪れる人は、犬に会うかもしれないことを十分覚悟していると思われます。』
どうでしょうか?
マナー配慮についての考え方は
自分では
『犬に会うことすら嫌な人はわざわざ訪れないでしょう』
と考えてその人たち対する配慮は切り捨てて
私には
『犬がいるから海岸に行くのをあきらめているもしれない…とかはお考えになりませんか。』
と配慮を求めています
マナー配慮についてはあくまでその人個人個人の考え方受け止め方が反映されるので
特にネットでは意見の違う人が議論しても平行線のまま続きます
世の中はいろいろな考えの人がいます
その考え方を、自分とは違うからと意見を述べ戦わせることはいいと思うのですが
最後には売り言葉買い言葉、捨て台詞になって解決なく終わるのです
以上、今回の見解について書きました
以前にも述べたのですが
夜中に近所の自販機にジュースを買いに行く時、そこには信号があります
静かな団地内です
私は信号が赤でも見通しがよいので、車がいない場合はそのまま平気で歩いて渡ります
歩行者であっても明らかに道路交通法違反、信号無視です
車だったら仕方なく待つけど(見つかったら罰金がいやだから)
状況判断が出来ずに信号のみに従い、青になるまで渡れないような
判断力のない人間じゃないと思っています
ノーリードは決して善悪の判断の上でやっているわけではありません
自分の犬の性格を理解してその子に応じてその場の状況を判断してやっています
自分の犬は、人には自分からは近寄って行かないし、
子供が力いっぱい殴ったり尻尾を引っ張っても我慢している
もし大人に棒で殴られても反撃しないし逃げてくるだけだと思う
今の愛犬との信頼感は確実だし、疑いなくそう信じている
愛犬のそんな性格を熟知しているので、条例はどうであれ当然辺りに人がいないのを確認してから放している
普通に常識がある人間なら辺りに人がいて放したら悪いことは充分に承知している
前方に人影が見えると犬を呼び戻し、その人が行き過ぎるまでリードをつける
これが悪いかは人それぞれだが自分の責任と判断でやっていることだ
多くの犬を育て、それぞれの犬を理解して付き合ってきた
自分はすべてのルールを確実に守って生きているわけではないし
正直、多少のことは(上記信号無視など)状況に応じて破ります
横断歩道が近くにあっても面倒なときは車道を渡ることもある
ブログを見る人の中には、ネットで公表する以上は『公明正大』を求めますが
私はそんな人間ではないです
最後にもう一度
ノーリードや放し飼いを奨励するつもりはまったくない
もしものときの責任はすべて飼い主のものです
この記事は私個人の意見で、行政や司法の正式な見解ではありません
司法判断を知りたい場合は裁判所に相談してください
記事の転載不許可です、しばらく掲載した後に削除いたします