2019年11月30日土曜日

広島本部・11月30日

広島本部・11月30日
from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ

先日
広島市動物管理センターに行ったら

広島市発行の広報紙が貼ってあり
その広報紙には

《人と動物が共生するまち》
・・・と書いてありました。

『どれどれ』
・・・と小姑根性で読んでみました。




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・・・と
その前に

広島市民である私が

各家庭に配達されているハズの
広島市発行の広報紙を見てない

・・・ってのも問題で

少しは
行政が発行するものを読まなきゃ・・・じゃ

老眼になってからは
字を読むのも書くのもおっくうで

無理して読むと頭が痛くなるし
・・・と言い訳してみた。

えへっ・・・♪



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地域猫について書いてある!

そもそも
広島市の地域猫活動の軸を作ったのは

《このわたくし》と
当時センターにいた阿部獣医ですからね

そりゃ~全国でも唯一無二の
素晴らしいシステムですよ♪

広島市の地域猫活動は

不妊手術とワクチン接種
ノミマダニ駆除など

頭数制限もなくすべて無料で
執刀は広島市の職員獣医師

その技術たるや
そりゃ~見事なもんで

当時うちの付属の病院内で

山口先生から直々に
講習を受けたわけですから《完璧》

早いし上手いし
言うことナッシングです♪



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草津南の町内会のことが
書かれていますが

3年前かのぅ・・・

私が草津南の自治会長のところに
捕獲器を持って行ったのは・・・

あのころは
野良猫問題に頭を抱えられている状態で

こんな笑顔じゃなかったのぅ・・・

それは草津南だけじゃなく
当時はどこの町内会も

地域猫活動に対しては半信半疑
・・・というか

ほぼほぼ
《うさんくさい話》だと思っていて

私も
広島市の動物管理センターから

「〇〇町の説明会に一緒に行ってください」
・・・と

よく呼び出されたもんですよ

私が行ったほうが
余程うさんくさいでしょうにね(笑)



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殺処分ゼロを目指すなら
入り口対策

まずは野良猫問題を解決すること

これ以上
望まれない命を増やさないために

不妊手術を施し

町内会レベルで
食餌やトイレの管理をする

まずはここからです。


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負傷猫

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地域猫になりかけたが

後ろ足の先がなくて
自然界では生きられない


・・・と

個人の方の善意で
うちにやって来ました。




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『え?どこ?』

あら・・・ホンマじゃ
左後ろ足のよいよ先がないんじゃね!


・・・でもこれは判断が難しい

現時点ではすでに痛みはないけぇ
室内飼養ならこのままでいけるのか

痛みの問題ではなく皮膚の問題で
室内飼養でも無理なのか

よくよく様子を見ながら

無理なら
避妊手術と同時に断脚しようと決めました。




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骨は出ていますが
ええアンバイにミイラ化していたし

あれでも室内なら・・・と思いましたが

やはり・・・歩くたびに傷つき
赤身になり血がにじむので

この子の生活の質は保てない
・・・と判断し

うちに来てから数日後に
断脚に踏み切りました。




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負傷から時間が経っていて

うちに来た時点で
感染症の恐れもないし

すでに痛みもないし
なるべく残してあげたかったのだけど

足先だけ欠損している子は
どうしてもそこを使って歩いてしまうので

人間でいうところの
ヒザあたりで断脚した方が

猫にとっては安全なんだと思いました。



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術後のモリジョウ

これから
私たちは予後をしっかり看ながら

全力で

モリジョウの
心のケアもしていきたいと思います。


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呉市のセンターから来た負傷猫



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後肢麻痺+少し風邪気味です。

風邪ったってこれぐらいならね
チチンプイプイです♪

人馴れしていない子猫なので
かわいそうですが

これからはオバサン&オジサンが
オシッコを絞っていきます。


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同じくセンターから来た
負傷ではなく

ヒドイ猫風邪の子猫



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開いている方の眼球は

う~~ん頑張ればうっすら白濁
・・・ぐらいにはなるかな

問題は開かない方の眼球で

かなりマズイと思うけど
うちで暮らすならね

目が見えない・・・は無問題です♪


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うちには

こんな感じで日常的に
負傷猫や状態の悪い猫が来ます。

簡単な計算でも

うちに来れない子たちは
うちに来た子の46倍はいるわけで・・・

この状況を変えるためにも

野良猫も飼い猫も
不妊手術をするしかないのです。


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広島市立安東小学校


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11月27日(水)

広島市立安東小学校の
4年生・5年生・6年生を対象とした

《心の参観日》に
参加させていただきました。




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私のことですから
いつも通り

《手ぶら》で《なんのビジョンもなく》

学校に向かい
体育館で子どもたちと会いました。

軽く自己紹介して
子どもたちの反応を見ながら

いろんな話をしました。

30分ほど話したところで
子どもたちがグループに分かれて

私が話した内容について話し合い
疑問におもったことを質問しよう

・・・ってことになりました。

グループでなにやら楽しそうに話した後
まぁ手があがる♪手があがる♪

子どもたちの質問に
なるべくわかりやすいように

・・・と考えながら答えていたら

20人ぐらいの子どもたちが
時間切れとなったので

『時間切れは残念すぎる!』・・・と思い

先生に頼んで

最後の1人まで
ちゃんと質問に答えさせてもらいました。


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私はいろんな話をしました。

自分が経験して感じたことを
いっぱい話しました。

その中で子どもたちは
《地域猫》に興味を持ってくれたので

安東小学校の学区内には
すみれが丘・グリーンハイツ・上安ゆきとも等

広島市の地域猫活動を行っている
町があるんだよ・・・と教えると

子どもたちも《耳先カット》された猫を
見たこともあるそうで

その後
地域猫についての質問もたくさん出ました。

子どもたちは

不妊手術をしたシルシに耳先を切ることを
かわいそうだと思うんだけど

ただやみくもに
「切らないで」と訴えるのではなく

その先を必死で考えてくれるんですよ

「首輪じゃダメですか?」

首輪はね

外れない首輪だと
高いところに登る猫は自然界じゃ危険で

逆に
簡単に外れると意味がなくなるじゃろ

「じゃあ腕輪はどうですか?」

腕だとね

猫はすぐにクチで引っ張って
外してしまうけぇね

私もね耳先を切らんで済む方法はないか
えっと考えたんじゃけど

無いんよ・・・

「耳の先を切ったとこから
ばい菌が入りませんか?」

ばい菌が入らんよ~にするために
私らは熱処理しとるんよ

それも手術をするための
麻酔がかかったままの時じゃけぇ

猫は痛くも熱くもないけぇね
安心してください。

「なんで野良猫がたくさんいるんですか?」

それはね

身勝手な人間が「かわいい」と飼ったくせに
「飽きちゃった」と捨てるからよ

「耳先カットの猫を見たら
触ってもいいですか?」

人間を怖がらない猫だったら
うんとヨシヨシしてあげて

「なんで地域猫がいるのに
地域犬がいないんですか?」

地域犬がいない理由は
日本の法律が遅れとるけぇよ

日本の狂犬病予防法という法律は
大昔にできた法律で

動物と共生したいと願う今の時代にゃ
合わん法律なんじゃ

狂犬病というのは
人間にもうつる恐ろしい病気じゃけど

予防注射を打ったら100%セーフで
絶対に狂犬病にはならんのよ

・・・じゃけど
日本の今の法律じゃ

その予防注射を獣医さんに頼めるのは
《飼い主だけ》なんよ・・・

よその国は誰でもええんよ

私ら愛護団体が頼んでもええし
犬好きの近所のオバサンが頼んでもええ

そして
狂犬病予防注射をうってもらった犬は

猫と同じように不妊手術をしてもらって
地域犬として生きれる

日本もそ~なりゃ~ええと私は思うんよ

そ~するためには
今の狂犬病予防法みたいな

古くさい法律は変えんといけん

じゃけぇ私は
頑張って法律を変えようと思うとるんよ!

あ~あ・・・中谷さん・・・
また勢い余って・・・

子どもの前で
大きいことを言っちゃったね・・・

約束を守ってもらわにゃいけんね


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ロクに勉強もしないで
大人になった私が言うのもなんですが

人間に《教育》は絶対に必要です。

特に《素直な子どものとき》に
人ととしての道を教えるべきです。

子どものころに
いのちの大切さを学んでおれば

少々曲がったとしても必ず元に戻れます。
この私のように・・・(笑)

いずれにしてもこんな私を

《心の参観日》に呼んでくださった
安東小学校の林先生には

心より感謝しております。




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神原校長先生と

神原校長先生は
うちの範ちゃんに似たかわいらしい人で

私と同じ3月生まれで
私より2つ年下でした・・・

小学校の校長先生より年上・・・
そんな年になったんじゃ・・・私

ヤバい!
しっかりせにゃ~いけん!


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犬猫みなしご救援隊の活動を支える
2020年度・賛助会員募集は

11月30日で締切です!
まだの方は急いで!!

本日ラストです!!

みなしご会員
年会費3,000円

プレミアム会員(ノベルティー付)
年会費10,000円

お申し込みは
公式ホームページかお電話で
0828123745

ホームページから申し込まれる方は

最初にサイトで
新規登録していただく必要があるそうです。

その会員登録と賛助会員は違います。

実は私もわからんので
これ以上の説明ができません。

できなくて悩むとストレスになるから
電話でお申し込みください。

今日なら私が電話に出るかもです。
オジサンみたいな声だと私(笑)