from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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台風に備えてサンシェードを外しておいたのだが、進路がそれたので風は強まらなかった。
だが時折雨が降るなど不穏な天気だったので、散歩は無理だった。
わたしが風チェックに庭に出ると、はっちゃん(秋田MIX♂7歳)も出てきて一緒にチェックする。
「台風来ないね」。
そうこうしていると、小さな地震があった。
家がガタガタ鳴ってはっちゃんが驚いたので、すぐに一緒に庭に出た。
だが庭にいたマルちゃん(大型犬MIX♂11歳)は、けげんな顔で「なに?」と言っていた。
庭がいちばん安全だ。
マルちゃんは大雨でない限りは庭にいて、夕方暗くなる前に部屋に戻ってくる。
そのときに、長い間リードをもって迎えに行っていたのだが、比較的最近は自分で戻ってくるようになった。
だが、ときどき動かないことがある。
そんなときには、マルちゃんのそばに行って撫で撫でしてちょっとお話しすると部屋に向かう。
そうしてほしいということなのだ。
擬人化した表現ではあるが、ときどきそうやって大事にされていることを実感したいのだと思う。
犬たちは人間にそのことを伝えようと工夫するので、早く気づいてあげることが大切だ。
人間がなかなか気づかないときは大げさな表現になるが、コミュニケーションがスムーズになると小さな動作で伝える。
はっちゃんは撫でてほしいときは、わたしの方をチラっと見て仰向けになって尻尾をゆらゆらする。
口の中にバナナを入れてもらいたいときも、寝転がってニコニコしながらこっちを見て尻尾をゆらゆらする。
もちろん、もっと価値が高いものだとそばに来て涎を垂らしながら待っている。
マルちゃんは散歩のときに桑の実を食べるのが好きで、自分でも探して食べるが口に入れてと言って待っているときもある。
こういうのを「甘やかしている」と思う人もいそうだが、はっきりわかる形で大事に思っていることを伝えてもらうのは重要なことだ。
愛情を確認することで精神的に安定するからである。
人間だって同居犬猫たちから折に触れて愛情を示してもらっているではないか。
かれらは一緒に寝てくれたり、すりすり寄ってきたり、舐めてくれたり、やさしく見つめてきたりなど、いろんなやり方で「大好きだよ」と伝えてくれている。
人間も犬にわかりやすく愛情を伝えよう。
ただし、自分が撫でたいときに撫でまわすのは嫌がらせでしかないので、そんなことをしないように自戒したい。
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