2018年11月24日土曜日

喧嘩を仲裁するシグナル

喧嘩を仲裁するシグナル
from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

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【お知らせ】

12月1日(土)大阪で、午前ワークショップ、午後リードワークセミナーを開催します!

■午前:PONOPONO犬育てワークショップ■受付中

初めての方、家族や友人にPONOPONOを説明したい方、基本を確認したい方が対象です。

わたしのレクチャーで基本を確認したあと、グループごとに分かれて長所と難点を整理し、伝え方の工夫を共有します。

詳細はこちら→http://pono2.info/20181020-2/

■午後:PONOPONOリードワークセミナー(犬なし)■受付中

問題行動にお困りの方、速足散歩が改善しない方、犬とのんびり散歩を楽しみたい方、突進や他犬への吠えにお困りの方が対象です。

まずは人間同士でリード操作の基礎を身につけることが大切です。

午前中の会場のそばのスタジオで開催します。

キャンセルが出たためまだ空きがあります、お早めにお申し込みください。

詳細はこちら→http://pono2.info/20181022lead/


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からっと晴れた散歩日和で、楽しく散歩ができた。

小麦ちゃん(茶白♂16歳)も、ウッドデッキでひなたぼっこして、うっとりした顔をしていた。

沖縄の冬は天気が悪い日が多く、夏は晴天続きだ。

なので、雨が多くなってくると、冬の訪れを感じる。

といっても、12月の半ばぐらいまでは、日中エアコンが必要だ。

季節の間隔が本土と全く違うので、まだ不思議な感じがある。

ところで、多頭飼育していると、気をつけていても喧嘩が起こることがある。

うちでも以前は、マルちゃん(大型犬MIX♂10歳)とはっちゃん(秋田MIX♂6歳)が、小競り合いすることがあった。

そんなときには、故ルルさん(ヨーキー♀2017年没)が、果敢にも間に割って入って、喧嘩に発展するのを防いでくれていた。

間に割って入るのは、相手をなだめるカーミングシグナルである。

ルルさんは体重2キロもないぐらいで、マル・ハチふたりは30キロなので、豆粒ぐらいな感じだが、それでもちゃんと引き分けていたのがすごい。

ルルさんが亡くなった今、ふたりは喧嘩しなくなった。

年長で落ち着いていて犬語上手な犬がいる場合は、このように喧嘩を防いでくれる。

子犬ばかりの「犬の幼稚園」で、追いかけっこや興奮、弱いものいじめなどが起こるのは、狭いところに子犬ばかりを集めているのでただでさえストレスがかかる上に、仲裁してくれる経験豊富な年長の犬がいないということも大きい。

家庭の場合、ルルさんのような犬がいる場合はいいが、他に犬がいなかったり、いてもストレス度が高かったり犬語がうまく使えなかったりする場合は、喧嘩が起こったり、いじめられる犬が出てきたりしやすい。

そういう場合は、人間が間に割って入ってあげよう。

なるべく忠実に犬の動きを再現しながら、2頭の犬の間に割って入る。

ポイントは次の通りだ。

1.怪しげな動きを察知した瞬間に、

2.ゆっくり落ち着いて歩き始め、

3.冷静に体を犬の間に入れる。


次の動画を見ていただきたい(BGMがうるさいのでミュート推奨)。



0:23で、ぶちの子犬と白い子犬が接近した。

まだなにも起こっていないが、このときに仲裁の大型犬がすでに準備を始めている。

0:27でぶちの後ろを白が付いていっているが、ぶちは尻尾が下がっていて嫌そうだ。

このときにはもう、仲裁犬は犬たちのそばに向かって歩いているのである。

そしてぶちが「嫌だよ」と逃げていくその瞬間に、間に割って入っている。

もしタイミングがこれ以上遅れていたら、ぶちは追いかけられてもっとストレスがかかり、嫌な経験をしていただろう。

仲裁犬は、間に入ったのちに、犬たちの緊張が解けるや否や退いているが、また緊張が高まったら割って入る。

そのあと、ちょっとしつこくしていた白を、離れた場所に誘導している。

すると、ぶちは安心してマットの上でくつろぐことができた。

見事なお手本だ。

これを見ると、人間が考えるよりもはるかに早いタイミングで準備すし、動き始めている。

そんなに早くと思うぐらいのタイミングで行動しているが、そのためには犬の動きを先読みする必要がある。

人間は最初からこんなふうにうまくできないが、それでも毎回気をつけてやっていると、だんだんうまくなっていく。

こういう動画を何度も見て、犬の動きを真似しよう。

タイミングが遅れて喧嘩が始まってしまったらどうなるかという動画が、たまたまヤフー動画にあったので、リンクしておく。

種が違ってもやり方は同じである。

https://videotopics.yahoo.co.jp/video/vtps/232692

すでににらみ合っているので間に割って入れない。

こうなってしまったら、喧嘩を止めることは難しい。

それでもこの犬はあきらめずに、ニワトリたちを引き離そうとしているが、結局うまくいかなかった。

人間だったら手があるので、抱きかかえて引き離すしかないだろうが、お互いに怪我するリスクがある。

犬同士の場合も仲裁が遅れるとこうなってしまうので、いかに早く動き始めるかが鍵だ。

とにかく早く動き始めよう。

間に割って入るカーミングシグナルは、散歩中に他の犬や人などに遭遇したときなどにも使えるので、ぜひ習得していただきたい。

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