2018年6月20日水曜日

それは性格じゃない

それは性格じゃない
from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

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昼間はずっと寝て過ごすはっちゃん(秋田MIX♂6歳)。

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今日はいつもより少し元気がなく、ちょっと足を気にしてるなぁと思って見てみたら、怪我をしていた。

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爪が少しはがれている。

庭に出て歩くときは、足を上げて3本足で歩いていたので痛いのだ。

「はっちゃん、痛いね。でもすぐによくなるよ」と言ったら、ちょっと納得した顔をしていた。

ワイルドな環境なので、わたしも含め、ときどきちょっとした怪我をすることがある。

そんなときは静養が必要だが、犬はちゃんとわかってそうしているので偉いと思う。

昨日、はっちゃんは水を飲むときに、先に飲んでいたキキさん(サビネコ♀22歳)の後ろにちゃんと並んで待っていた。

野生動物のドキュメンタリーなどでもそういう光景を見る。

無用な争いごとを避けるように、よく考えて行動しているなぁといつも感心する。

人間社会ではむしろ、「われ先に」という姿をよく見るが、それもストレス行動なのかもしれない。

犬猫などの動物が、「聞き訳がない」、「わがまま」、「わざと嫌がらせする」というように感じることがあるかもしれない。

そしてそれは、その子の性格だと思うかもしれない。

だが、実際にはこれらはストレス行動であることがほとんどだ。

交渉しても提案しても全く聞いてくれない、おやつが出てくるまで吠え続ける、わざとのようにソファーなどを齧る、2時間歩いても帰ろうとしないなどは、ストレスレベルが高い犬に典型的な行動だ。

その犬の性格ではない。

ストレスマネジメントが進んでストレスレベルが下がると、こうした行動はしなくなるからだ。

そうなったときにはじめてその犬の本当の性格がわかる。

「うちの犬はこんな性格だったのか」、と驚く方をたくさん見てきたし、わたし自身もうちでリハビリした犬たちに驚かされることが何度もあった。

はっちゃんは、ストレスいっぱいのときはキレやすく、他の犬や人にガウガウしたり、モノを破壊したりなどしていた。

だがすっかり落ち着いた今は、穏やかで猫たちにも親切だ。

昨日、小さなプラスチックの部品を床に落として忘れていたら、はっちゃんが見つけておもちゃにしようとした。

そこで、「あ、それ違うからやめてね」と言ったら、さっと離れてあとは見向きもしなかった。

本当によくわかってると思うが、もともとそういう「性格」だったわけではない。

キレやすく暴走しやすい子だったのだ。

ストレスマネジメントが進むと、よく考えるようになるし、平和的な秩序を守るように行動する。

なので、「性格」と決め付けたりあきらめたりせずに、ストレスの原因を少しでも減らすようにしてみよう。

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