from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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こちらは突然冬に逆戻りの荒れた天気だった。
と言っても、長袖Ｔシャツ程度の寒さで、犬猫たちには快適だ。
風が強かったので、道には木の実がたくさん落ちていた。
はっちゃん（秋田ＭＩＸ♂５歳）は、いつもよりもたくさん食べて満足そうだった。
ところで、ハーネス装着を嫌がるという話をとてもよく聞く。
どんなハーネスを使っているか聞いて見ると、その犬にとってゴツすぎるということがけっこうある。
感じ方は犬それぞれで、デリケートな子もいれば、そんなに気にしない子もいるが、なるべく軟らかくて軽いものがいい。
ひも状の細いものは、リードが張ったときに体に食い込むので、ベルト幅は2センチ以上あったほうがいいが、太すぎたり固すぎたりするのは不快だ。
また、足を通すタイプは、犬にとって触られたくない足を持たれてしまうので、やめたほうがいい。
頭からかぶるタイプで、やわらかいＰＯＮＯＰＯＮＯハーネスは、軽くて装着感が少ないのでおすすめだ。
ハーネスが苦手な理由はそれだけでない。
着け方も非常に重要だ。
真正面から接近したり、犬が嫌がっているのに中断しなかったりしていないだろうか。
次の動画は首輪を着けるシーンだが、ハーネスでもありがちだと思ったので見ていただきたい。
撮影者が正面に座っているので、犬は居心地が悪くて横を向いている。
「待って」と言われると舌をぺロッとするストレスシグナルを出す。
そして真正面から首輪を持った手がやってきて下を向く（ストレスシグナル）。
装着している間、実に落ち着きなく、不快そうにしている。
舌をぺロッとしたり、横を向いたりするが、装着に時間がかかっている。
こういうやり方が、犬にとってとても不快で嫌なことだとは、あまり認識されていないのではないかと思う。
この人は、厳しくしたり、乱暴にしたりしてはいないからだ。
だが、これは「犬にとって嫌なこと」に他ならない。
真正面に座らずに犬の横に座り、犬の真正面に手やハーネスなどを持ってこないようにしよう。
そして、なるべくすばやく、かつやさしく着けてあげよう。
待てなどのコマンドは犬を緊張させるので止めたい。
もし何か言うのであれば、「ちょっとまっててね、ハーネス着けてお散歩行こうね～」と小さな声でつぶやく程度だろう。
すると犬は、ハーネス、お散歩という言葉を覚える。
だが、それで着け方が悪かったら、その言葉を聞くと逃げていくようになるのでちょっと注意が必要だ。
犬のこういう小さな「嫌だ」を見逃さないようにしよう。
もし舌をペロッとしたり、顔を横に向けるなどのストレスシグナルを出していたら、それは「犬が嫌がること」をしているということだ。
ストレスシグナルを出さないように、やり方を変えてみよう。
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