from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
PONOPONO犬育てを広めるため、最初にほんブログ村のクリックをお願いします！
↓
にほんブログ村
誰かの演説を聞いていたが、内容がまったく聞き取れない。
と思ったら、猫の小麦ちゃん（茶トラ♂１４歳）が、「ごは～ん」と叫んでいる声だった、という睡眠中の話。
長老キキさん（サビ猫♀２１歳）は、食欲全開でよくごはんを食べて元気にしている。
ありがたいことだ。
先日、多頭飼育崩壊の話を小耳に挟んだ。
ときどき聞くのだが、行き場がなくなった猫をかわいそうだからと引き取り、不妊去勢手術代が払えずにどんどん増えて、何十匹にもなった。
猫の健康状態はご他聞にもれず非常に悪い。
自分が世話できる範囲を超えて引き取ってしまうというのは、保護活動家にもありがちだ。
たしかに手を差し伸べなければ死んでしまう、なんとかしてあげたいという気持ちはよくわかる。
だが、それほど広くない家で、快適に暮らせる動物たちの数は限られているということも考えてみよう。
以前わたしが相談を受けたあるお宅では、猫７匹に、やんちゃ盛りでストレスたっぷりな子犬とともに暮らしていた。
犬は常同行動がみられるほどにストレスをため、猫たちはみな口内炎がなおらないなどの免疫系等の疾患に苦しめられており、尿マーキングする子もいた。
だが飼い主は、かわいそうだからとさらに他の動物を保護しようとしていた。
猫の尿マーキング（トイレ以外の場所での不適切な排泄）は、泌尿器系の疾患がない場合には、ストレスが原因であることがほとんどだ。
とくに多頭飼育の猫に多くみられるストレス行動である。
犬猫一緒に生活している場合は、犬が猫を追いかけて、それがストレスになることもある。
犬には猫にちょっかいをださないように、タイミングよく介入する（割って入る）ことが必要だが、犬もストレスレベルが高いとそれも難しい。
保護活動をしていると、犬も猫もたくさん抱えてしまうことがある。
わたし自身も、猫２頭、犬２頭に保護犬１頭の世話をしているので、すでに多すぎる状態だ。
レスキューした犬猫は、肉体的にも精神的にも問題を抱えていることがあるので、余計に手をかけなければいけないが、保護活動家はたいていたくさんの動物をかかえて、そこまで手が回らない。
残念ながら、犬の散歩すら行けない状況で保護している人もいるのである。
とくに犬は、オーバーストレス状態の子がいる家で預かりをすると、預かり犬にもストレスがかかり、いわゆる問題行動をするようになってしまう。
たとえば多頭飼育で、ひどく吠える犬を飼っていたとすると、そこで預かった犬もやたら吠えるようになり、それがストレスの元になって、さらに次に来た犬も同じように吠えるようになり…と連鎖して行くのである。
逆に新しく来た犬の影響を受けて、先住犬も吠えるようになってしまったということもある。
なので、一時預かりも含め多頭飼育を検討する際には、こういうリスクがあることをよく考えたうえで慎重に判断しよう。
率直に言えば、いますでにいっしょに暮らしている犬が落ち着いて、ストレス行動がなくなるまではやめたほうがいいということだ。
保護犬には安心できる環境でのリハビリが必要である。
そうした環境を提供できずに、ストレス行動を悪化させてから譲渡してしまうと、後に捨てられる犬を作り出すことに貢献しかねない。
設備の整ったシェルターがない状況で起こりがちなことだが、「動物の福祉」への配慮も必要だ。
命を救うことも大事だが、そこにのみ目を奪われていると、動物たちのＱＯＬ（生活の質）の確保がおろそかになる。
ただ生きているだけというのでは不十分で、快適な生活を保障することが必要なのである。
家畜化されてしまった犬猫は、自分の運命を自分で選択できず、飼い主も選べないのだから。
いつかは多頭飼育したいなぁと思っている方も、すでにやっている方も、にほんブログ村のクリックで応援をよろしくお願いします。
↓
にほんブログ村
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
↓無料プレゼントや、PONOPONOが今オススメしているサービスです↓
●無料メールレター
いまご登録いただいた方は、以下をプレゼント中です。
・Webセミナー 「犬の表情を読み取ろう」
・PONOPONO犬育て100のポイント
http://pono2.info/ml
●PONOPONO実践者のコミュニティ「PONOPONO OHANA CLUB」
私は、ここを中心に活動しています。毎日仲間が増え続けています！
ぜひページを見てみてください。
今なら、14,700円のPONOPONO入門講座を無料で見ることができます。
http://pono2.info/oc
●PONOPONO基礎講座
PONOPONOの基礎・基本的考え方をまとめたテキストとＤＶＤです。
犬という最良の友との幸せな暮らしを、先延ばしにすることはありません。
多くの方の改善結果やあまりにも幸せそうな犬の画像に驚くと思います。
http://pono2.info/ntpt
