from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
昨夜、また花火が上がったので、マルちゃん（ドゴＭＩＸ♂７歳）が避難してきて、２夜連続でいっしょに寝た。
ルルさん（ヨーキー♀１０歳）は、わたしが２階の寝室に上がるときに、ソファーの下で爆睡していた。
読んでも起きなかったので、そのまま置いていって、夜中に迎えにいくことにした。
それで少し寝て目を覚ますと、なんと隣にルルさんがいる。
ひとりで階段を上ることはできないので一瞬驚いたが、実は前日から泊まっていたインストラクターのソラさんが、連れてきてくれたのだった。
ソラさんが１階で寝ていると、ルルさんが布団に乗ってきて布団で寝ようとした。
が、ちょっと考えて思い直し、ソラさんをトントンして、「２階に連れてって」と言ったそうだ。
はっちゃん（秋田ＭＸ♂３歳）は、小さいころからソラさんのことが大好きなので、訪問を楽しみにしている。
いつも散歩に連れて行ってもらうと、お気に入りの場所に案内する。
はっちゃんは、デザートをソラさんからもらうのも楽しみにしている。
だが昨日、ソラさんがスイカを「はい」と差し出したときに、はっちゃんは受け取らなかった。
「違うよ」と言って、自分のベッドを鼻で指したのである。
「こっちで食べるんだよ」と。
で、そこにスイカを置いてあげると、シャリシャリ食べ始めた。
言いたいことをちゃんと伝えている。
ソラさんのところに里子に行ったコンちゃんも、先住犬の黒丸くんやネコさんたちも、たくさんおしゃべりしている様子がブログから伺える。
たとえばこちら。
すぐにはわからないこともあるが、よく観察していると、だんだんわかってくるし、それにともなって犬もどんどん積極的にしゃべってくれるようになる。
もちろん言葉ではなく、ボディランゲージでだ。
まずは人間が理解しようとすることが大事で、そうすると犬も伝えようと工夫をこらすようになる。
自分自身が、まわりとまったく言葉が通じない世界に生きていると想像してみよう。
あまりにつらくて、絶望的な気分にならないだろうか。
そのなかで理解してくれる存在がいたら、どんなにうれしいことだろう。
わたしたちはそういう存在になりたいし、またなることができるのだ。
まずは犬の表情や体のパーツ、とくに耳やシッポなどをよく観察することからはじめよう。
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