from : ねこかます
キジトラ地獄の公園を見るようになったのは去年の6月。
大体一年が経過した。
情勢はそれなりに変わった。
子猫が産まれ、行方不明になり、ひとりだちし…そこにいたはずの猫は縄張りを変えた。
しかし…。
一年経ってみるとメンバーはそれ程変わっていなかった。
キジトラ4号が一時期ははなれたが、このように戻ってきてくれたのである。
そしてそれをぶちのめす女帝の黒猫婆さん。
昨年8月に体調を崩し、ネコエイズも陽性である事が判明、もうダメかと思われた。
ところが、夏が終わるころにしっかり公園に戻ってきたのである。
まっすぐ歩けない時も他の猫を追い回す女帝っぷりであった。
何だかんだでキジトラ3号も公園にいる。
避妊したため、前ほどオス猫の庇護を受ける事ができなくなってしまったので常に警戒モードである。
避妊前は、若白サバ、童帝黒、キジトラ4号とボディガード代わりのオスがいて、そのオス同士でケンカしていたものだが、全員去勢されてしまった。
キジトラ2号ことたぬチキもいるが、キジトラ4号が戻ってきてしまい、いっそうたぬチキを追い回すようになった為に公園の所在率は低い。
公園の情勢が変わるのは、黒猫婆さんが衰えた時である。
次はプチサバがその座かと思われたが、黒猫婆さんがプチサバをも攻撃するようになり、プチサバも身体が大きくならずに気性ばかりが荒いだけに、公園に姿を見せなくなりつつある。
父と母のあまりよくない所を受け継いでしまった…しかし、普通の子猫ならば生き残る事も難しかった。
何度か出産をしているキジトラ3号の子猫で生きていたのはプチサバだけである。
久しぶりに白茶一家の公園にも行ってみた。
ここは相変わらず仲の良し悪しが解らないが、この一年でも随分と歳をとって、みな一様に性格が丸くなった気がする。
猫の一年は早い。
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