2015年3月9日月曜日

呼び戻しトレーニング

呼び戻しトレーニング

from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

はっちゃん(秋田MIX♂2歳)はいつも、散歩に行く前にうれしくて興奮する。





そして自分でその興奮を鎮めようと、庭にたくさん転がっている枝をガジガジ噛む。





すると、それが楽しくなってなかなかやめられなくなる。





わたしの散歩の準備ができても、まだ齧っている。





そこで、門のところで「はっちゃ~ん」と呼ぶと、あわてて枝をくわえて走ってくる。





噛み心地がいい枝だと、そのままくわえて出発するが、私道の坂道でかならず捨てる。





そして、散歩から帰ってくると、マルちゃんにガウガウ言いながら門をくぐる。





マルちゃんははっちゃんの襲撃をひょいっとかわして、さっと門から外に出る。





門の外で待っているので、そこでハーネスを着ける。





散歩のたびにいつも同じこの光景が繰り返されるのがおもしろい。





「はっちゃ~ん」という声かけは、「そろそろ行こうよ」という意味だが、はっちゃんはちゃんとわかっている。





「もっと齧っていたいけど、散歩は行きたいから、ちょっと待ってて~」という感じで走ってくる。





こういうやりとりは人間の場合と同じだ。





「呼べばすぐに来る」ということを、機械的に教える必要はまったくない。





人間でも、親に呼ばれていつでもすぐに来る子供はまずいないだろう。





なぜ呼ばれているかを考えてみて、応じるかどうかを決める。





意味もなく呼ばれたときには無視するが、切羽詰った声で呼ばれたら、大変なことが起こっているかもしれないと、すぐに飛んでくるだろう。





犬もそういう判断はできるのである。





自分の意に沿わないときには当然来ないが、仕方ないと判断すれば来る。、





今日、プロパンガスの交換でガス屋さんが来ることになっていた。





安全確保のため、犬たちは直前に部屋に入れている。





だが、マルちゃん(ドゴMIX♂6歳)は庭が好きなので、ただ呼んだだけでは来ない。





そんなときは、リードを持って庭に呼びに行くと、あきらめてじっと立って待っていてくれる。





リードを着けると、一緒に部屋に入る。





「呼びに来てくれるんだったら入ってもいいよ」という感じだろう。





こういうのも人間と同じだと思う。





ちなみにはっちゃんは、マルちゃんと一緒に入ってくる。





犬は落ち着いていれば(ここが重要だが)ちゃんと状況判断ができるのだから、機械的にコマンドに従わせるようなトレーニングは必要ない。





子供にそんなことを教える人はいないだろう。





犬の知性をもっと信じてあげたいものだ。





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