from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ
オジサンが亡くなられ
亡くなった猿回しのオジサンの
親族の中の1組のご夫婦が
扱いもわからない
そんな生活は
いつまでも続けられるわけもなく
「助けてもらえないか」
・・・と
うちに引き取りの相談が来ました。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
実際に私は6年前から
ニホンザルを育てていますが
運動能力は
犬以上に力強く・・・猫以上に俊敏で
特定動物に指定されているので
飼育することができない動物です。
ニホンザルは引き取りたくありません。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
猿回しで芸ができるニホンザルなら
同業者が引き取ればええじゃん
・・・とも思いましたが
25歳という高齢のお猿さんと
あまり芸ができない12歳のお猿さんを
猿回しを生業として《稼いでいる人》が
引き取るハズもないですよね・・・
・・・かと言って
さぁ・・・困ったぞ・・・
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
自分たちにできる最善を尽くそう!
・・・ということになりました。
京都府と話し合い
栃木県と話し合い
法令どおりの
ちゃんとした申請をしたうえで
中谷百里イザ京都へ!
それで私は先週
栃木拠点から新幹線で京都へ行ったのです。

お猿さんたちは
掘り込み駐車場の一番奥
太陽なんか1㎜も入らないような
冷たく暗い部屋にいました。

はなこ25歳
周防から来たそうです。

みつこ12歳
福知山動物園から来たそうです。
うちのお猿さんたちは
子猿のひろしをのぞいて全員
不妊手術をしてますから
顔の色やお尻の色は赤くないし
キバも長くありません。
赤い顔のお猿さんを見ただけで
ちょっと怖いです・・・私・・・

知らない私に向かって威嚇しまくる
はなこ
2匹は頭のいいニホンザルですから
飼い主が亡くなったことを
なんとなく感じて
ナーバスになっているだろうし
この中に入って捕まえる勇気は
私にはありません。
・・・けど
私にはニホンザルの飼育の経験が
ちょっとだけあり
ニホンザルと寝食を共にしている分
ニホンザルの習性は割とわかります。
・・・となると
ニホンザルのことはわからないけど
お世話に通っていて
信頼関係ができているご夫婦と
初顔合わせでで信頼関係は全くないけど
習性がわかる私が組めば
不可能が可能になるんじゃん♪
なんだかんだ30分ぐらいで
2匹のお猿さんを
無事
うみさんタクシーに乗せることができました。

右がはなこで
左がみつこです。
ニホンザルは特定動物です。
移動させるだけでも届け出がいります。
まぁ・・・そこらは
あきらを引き取ったときから慣れているので
スンナリと・・・
こ~見えて
私は割と用意周到
足元はしっかり固めるタイプじゃしね♪
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
はなこ&みつこが
やって来たときにはすでに
栃木拠点内には
お猿さんハウスも出来上がっていました。

特定動物であるニホンザルを飼うには
逃げ出し防止策として
2重檻で2重鍵が必要です。
まずは鍵を開けて
お猿さんエリアに入ります。


ひとつ目の扉の
その中の左側が花子のお部屋


右側がみつこのお部屋


中はこんな感じです。

はなこ&みつこ
京都から栃木拠点にお引越し♪♪

清潔でええじゃない♪

うちの者たちと
信頼関係が築けるまで
持ち手を切ったリードをつけています。

今まで窓のない生活だったから
うちに来てからは
いつも窓から外を見ています。
面白いんでしょうねぇ・・・

ベテランはなこは
ここでこんな感じでここに座って
外にいる私たちと握手をしてから
食べ物を食べています。
芸を覚えた動物は
すでに褒められたい意識を持っているから
芸をさせて
しっかり褒めるべきなのです。

敬礼・・・なのか
ごめんなさい・・・なのか
芸ができないと言われていた
みつこは
私たちが部屋に入るだけで
このポーズをとります。
『そんなことをせんでもええよ』
・・・と思いますが
それが
動物園から
猿回しの猿として引き取られたみつこの
《生きる道》だったんでしょう・・・
切なくなりますが
私はみつこの
この芸を見てうんと褒めています。

私を信じて
いつも黙ってご支援してくださっている
後方支援隊の皆さまには
1人ずつお会いして
きちんとお礼を言いたいところですが
物理的にそ~もいかんので
これからも私は
皆さまに少しでも朗報が伝えられるよう
できる限りの保護活動を行い
後方支援隊の皆さまへの
お礼とさせていただきます。
今回もお蔭さまで
行き場を失ったニホンザル2匹を
無事引取ることができました。
皆さま
どうもありがとうございました。