from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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朝からよく晴れていたので、今日もご機嫌な犬たち。
だが散歩は昨日と同じ場所で引き返してきた。
回り道をすることもできるが、そのエリアには近づこうとしないので、なにかあるのだろう。
全く反対方向に行く散歩コースもあるのだが、ふたりとも「わざわざ行かなくていいや」という。
庭でのんびり過ごすのもいいだろう。
マルちゃん(大型犬MIX♂11歳)は、少し前からよく庭の真ん中にいる。
近寄ってみると、そのエリアはカタバミと丈の低い草がいい具合に生えていた。
とがった種が引っ付くセンダンソウや背の高い草がないので快適だ。
そして暑くなってくると、お気に入りの木陰に移動する。
ちゃんと快適なように自分で調整している。
そういえばずっと前にネットで、天気がいい日に自分の犬小屋から毛布を出して干しながらその上に寝る犬の画像を見たことがあった。
似たようなことをする犬の話を聞いたこともある。
自由に行動できるようにしておけば、自分のことは自分でできるのだ。
そうでなければ生きていけないだろう。
だがその一方で、高温多湿下で遊んでいて熱中症になってしまう犬もいる。
この前見た動物番組では、人間といっしょに走っていて熱中症になったゴールデンが命を落としていた。
その際に獣医は、犬はひどい暑さに気づかずにそのまま走ってしまうというようなことを言っていた。
そういういい方をされることがよくあるが、わたしは違うと思う。
一般的に犬は人間の意向に従うように、見えない圧力をかけられている。
人間と一緒に遊んだり走ったりするように育った犬はとくにそうだ。
さらに、激しい運動を強いられることで興奮状態になり、正常な判断ができなくなる。
すると限界が来ても気づかずに、そのまま運動を続けてしまうということが起こる。
犬を無力化しているのは人間だ。
うちの犬たちは自由にしてもらっているので、散歩中に疲れたり暑かったりしたら、木陰で休んだり寝そべったりする。
それも風がよくとる涼しい場所を選んで休むので、こんな気持ちい場所があったのかと新たな発見がある。
外で自由に暮らしている犬たちを見ると、暑い時間帯は出歩かずに寝ていて、日が落ちてから活動開始している。
考えてみれば人間も、体育の授業のように自分で休みにくい状況や、ランニングなどでハイになっているときに倒れていないだろうか。
そのほか、感覚と体温調節機能が低下した高齢者も熱中症になりやすいが、それは他の動物にも共通することだ。
犬は暑さに気づかないという言説は、わたしには犬(をはじめ人間以外の動物)は愚かであるという偏見に基づいているように思えてならない。
逆に寒いときには、犬猫たちは暖かいところに集まってくることはみんな知っている。
寒さが厳しいところでは、他の動物の上で暖を取ったり、ストーブに当たりに来たりする猫もいる。
人間以外の生き物を愚か者と見なすのはやめよう。
そして犬が自分の力を発揮できるように、自分の行動に気を付けたい。
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