from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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引き続き雨が降ったり止んだりの不快な天気だった。
はっちゃん(秋田MIX♂7歳)はずっと室内にいて、トイレ以外は外に出ず。
やっぱり天気がいいほうがいい。
「撫でて」と来たときに、ベッドに行って一緒に過ごした。
わたしのお腹に頭を乗せてきたので、たっぷり撫でてあげた。
はっちゃんはお返しに顔を舐めてきれいにしてくれた。
脂っぽいところをちゃんと舐めてくれる。
「人間はよくこんなに汚いままで平気だね。舐めてきれいにしてあげるよ」と言ってそうだ。
ときどき、自分のお尻を舐めた後に、ついでにわたしの顔を舐めてくれたりする。
ありがとう、はっちゃん。
ところで、犬でも子どもでも、「問題行動」と呼ばれるような行動が出た場合に、「愛情不足」と言われることがある。
ずっと以前は、自閉症スペクトラム症は「愛情不足」によるものなどと言われていた(今では何の関係もないことがわかっている)。
そういう場合の「愛情不足」とは、一緒にいる時間が少ないというような漠然としたものを意味しているように思える。
どのように愛情を注ぐと「問題行動」が改善するのかという踏み込んだ議論はないことが多い。
しかもその愛情は母親によるものを指していて、仕事などで忙しい女性に対する非難と表裏をなしているのだ。
さらに、愛情不足説の問題は、ほとんどの人は愛情をかけているつもりであるということである。
相手が死ぬレベルの虐待をしても、本人の意識の上では愛するがゆえの行動なのだ。
犬や子どもの「問題行動」への対処を考える場合には、愛情などという主観的なものからは離れた方がいい。
そもそも問題行動はストレス行動なのだから、ストレスの原因を突き止めよう。
たとえば、先住犬がいるところに新たに犬を迎えたとする。
すると先住犬が粗相をするようになった。
こういうケースを「愛情不足」による気を引く行動としているのを見かける。
だが粗相は典型的なストレス行動である。
もちろん、人間の関心が自分に向かなくなって寂しい思いをしてそれがストレスになるということはありうる。
だがそれ以外にも、部屋が狭くて十分なスペースが取れない(猫にありがちな粗相の原因)とか、生活リズムが乱れたとか、新入りと相性が悪いなど、様々な原因が考えられる。
それらを一つ一つ確かめていって、可能な限り改善したり工夫したりすることが大切だ。
先住犬のリズムを崩さないように配慮するとか、先住犬とふたりきりの時間を今まで以上に確保するとかいうことも大事なことだ。
どうしても「愛情不足」かどうかが気になる場合は、犬のニーズに応えているかという問いに変換してみよう。
そもそも犬が何を望んでいるかがわからないと進めないが、これが一番大事なことだ。
犬の欲求を満たしたら、自分の希望を押し付けたりせずに、よき友として振る舞おう。
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