from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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明日あたりからしばらく天気が崩れそうなので、今日の散歩は貴重だった。
はっちゃん(秋田MIX♂7歳)と歩いていると、道の端っこ大きな角があるヤギさんがいる。
成獣なのではっちゃんよりもずっと大きい。
はっちゃんは遠くからさりげなく地面のにおいを嗅いで歩き(カーミングシグナル)、「ヤギさん?なにも見えませんよ」という感じで通り過ぎた。
そこにいないかのようにふるまうというのもカーミングシグナルだ。
通り過ぎた後に、ヤギさんがいたらしき場所のにおいをかいでいた。
つぎにマルちゃん(大型犬MIX♂11歳)と通ったときにも、道の端っこでどっかり座り込んでいた。
マルちゃんはちょっと興味ありそうな様子を隠さない。
ゆっくりとヤギさんの方に近づいたら警戒されてしまったので、「もう行こうね」と促して通り過ぎた。
なかなか紳士的な態度だったのだが、少し行ったところでバババッと草むらに鼻を突っ込んだ。
カメさんがいたのだ。
だがわたしも止めるのがうまくなり、マルちゃんがくわえる前に阻止できた。
こんなふうに、他の動物を追いかけたり、狩ろうとしたりする犬もいるだろう。
だが、狩りについては犬の希望は聞かない。
ほとんどのことは犬の好きなようにしてもらうが、狩りはいくつかある例外のひとつだ。
というのは、犬は人間社会の中で人間とともに生きざるを得ないという大きな制約を負っており、他の生き物と共存していかなければいけないからだ。
犬が野犬として暮らすことができない日本では(狂犬病予防法による)、犬が自分で動物を狩って生命を維持する必要はなく、人間が食べ物を用意するというのが大前提だ。
犬は他の生き物を殺す必要がないだけでなく、追いかけたり殺したりするような行動は社会的に許容されない。
猟犬が民家に入り猫や小型犬など人間と暮らす生き物を噛み殺して問題になることがあるが、家庭動物だけでなく、野生動物や人間に対しても脅威となるからだ。
猟犬の場合、そもそも人間が犬を使役するということ自体が反倫理的であるが、それに加えてあえて攻撃行動を教えている点で人間の罪は重い。
他の生き物を傷つけるようなことを教えていいことはなにもない。
もし犬が追いかけようとしたら、毎回しっかりリードを止めよう。
するとだんだんその行動は減っていく。
山で狩りをし放題だったと思われるマルちゃんでも、長年続けているうちに反応が減ってきた。
カメさんに関しては引っ越してきてからブームが始まったのでまだ齧ろうとするが、小動物や鳥に関しては自制するようになった。
あきらめずに狩りを未然に阻止するよう全力を尽くそう。
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