from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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沖縄付近にある低気圧のせいで不安定な天気だ。
朝は雨は降っていなかったが、犬たちは散歩に行かずに家にいた。
曇っていると少し涼しいが、はっちゃん(秋田MIX♂7歳)は太陽が出ると急いで庭に出る。
一瞬でも日光に当たりたいようだ。
そしてすぐにハァハァ言いながら戻ってきて、エアコンの風に当たる。
こちらは関東のように35度を超えるようなことはないので、その点は助かっている。
はっちゃんは部屋で過ごすことが多いが、たいていはわたしがいる部屋で寝ている。
部屋の中で遊ぶことはなく、木を齧ったり穴掘りしたり虫捕りしたりしたいときには庭に行く。
木はマルちゃん(大型犬MIX♂11歳)とビーチに行ったときに流木を拾ってきて、いつも新しいものを入れ替えている。
新しいのが好きなのだ。
はっちゃんは齧って破壊するのが好きで、パピーのころからトイレットペーパーの芯でよく遊んでいた。
今でもたまに遊んでいる。
わたしがトイレに入って、ペーパーを巻き取るときのカランカランという音で、そろそろ芯がもらえるころだろうと判断しているようなのだ。
替えたばかりのころは来ないが、残りあと1~2回分になるとやってきて、「それもういらないよね」とわたしの顔と芯を交互に見る。
「まだ残ってるから今度ね」と言うと、1回は「え、もう終わりじゃないの?」とマズルで芯をポイントする。
「あと1回分あるよ」と言うと、残念そうな顔で去っていく。
もぎ取ったり、トイレットペーパーをおもちゃにしたりなどはしない。
そういえばパピーの時に、文庫本が1冊書棚から床に落ちていたことがあった。
チビはっちゃんが表紙を齧って遊び始めたところで気づき、「あ、それは本だから齧らないでね」と静かにお願いすると、「しまった」という顔でそっと口から離してくれた。
はっちゃんは状況判断する能力が高いが、もともと非常に興奮しやすくてそうなると我を忘れてしまうので、興奮させないように注意して暮らしていた。
すると、落ち着いて判断する機会が増え、その経験を積み重ねることでさらにその能力が発展していったのではないかと考えている。
落ち着いていれば人間の表情や口調、単語、ボディランゲージなどをよく観察できる。
そこから何を伝えようとしているのか考えることもできるのだ。
逆に、ボール投げや追いかけっこ、引っ張りっこなどの興奮するような遊びをしていると、考えるより先に走り回るというような行動が増えるだろう。
興奮は癖になり、さらなる興奮を求めるようになる。
するともう悪循環になる。
ドッグトレーニングでは、よくフリータイムに走り回らせているが、興奮させて思考力を奪っておいてコマンドが必要な状態にしているようにしか見えない。
人間の子どもの幼稚園でも似たようなことが起こっている。
興奮を煽るようなことをやめて、落ち着いているようにすると、自分で考えて適切な行動をするようになるのである。
仲間とのコミュニケーションスキルも向上するので、なにもしなくても八方丸く収まるのだ。
繰り返し書いていることだが、しっかり実践している方が少ないので、ぜひとも一度やってみていただきたい。
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