from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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昨夜はとても蒸し暑かった。
エアコンをつけっ放しているのになんか暑苦しいのだ。
するとマルちゃん(大型犬MIX♂11歳)が「ボク、庭に行くよ」と言う。
夜行性のハブが出るので危険だが、雨の直後ではないからまぁ大丈夫だろうと庭に出てもらった。
何度か呼びに行ったが、「庭で寝る」と言う。
実際、外の方が風があるのでずっと涼しく、室内よりも快適なので無理もない。
結局そのまま庭で寝てもらうことにした。
朝を迎えると、マルちゃん、元気に起きてきた。
雨上がりではないからハブもあまり出てこないだろうと思いながら街に買い出しに行くと、道路でたくさんのハブが死んでいた。
うーん、やっぱりやめておいた方がよさそうだ。
そこでエアコンのフィルターを掃除して、よく冷えるようにした。
ところで、「犬のしつけ」について書いたものを読んでいると、犬は知能が低いから云々という人がいる。
それを聞くと、強い違和感を感じるのだ。
知能というのはいったい何だろう。
広く知的活動という風にとらえても、その領域は広大である。
人間の知能についてだって、客観的な評価は難しい。
知能検査による評価にしても、ある特定に仕方によって測られる、ごく限られた能力にかんするものすぎない。
犬の知能というのは、犬が犬として生きるために必要な知的能力ということになるのではないだろうか。
とすると、人間とは比べようがないということになるだろう。
動物の知能が低いという言説は、人間による支配を正当化するための言い訳である。
犬の場合もそうだ。
犬は知能が低いから人間がしつけないといけない。
そういう意図が見え見えだ。
犬は知能が低いが、子犬はさらに低いという。
だが、わたしははっちゃんを生後6週齢から育ててみて、その知能の高さに心底驚いた。
毎日たくさんのことをどんどん吸収し、状況を的確に判断して、それに適した行動を選択する能力を身につけていく。
コミュニケーション能力も日々発展して、人間や犬猫とスムーズにコミュニケーションできるようになっていく。
刺激に富んだ適切な環境で自由に過ごせば、すばらしい能力を発揮するのだ。
成長スピードが速いので、人間の子供のように世話を焼く期間が少ない。
あっというまに自分で学んで大きくなるのである。
それを考えると、しつけの出番はないと改めて思う。
犬になにかを教える必要もない。
コミュニケーションができれば十分だ。
犬は人間の意図を読み取るのが非常にうまいが、人間のほうは実に下手なので、それを練習すべきである。
そうしたら、「しつけ」に悩むことなく、犬も人間ももっと幸せに暮らせるだろう。
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