2019年8月11日日曜日

なぜリードを噛むの?

なぜリードを噛むの?
from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

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ひさしぶりに朝から晴れて風もない好天だ。

夜も朝も気温が30度もあったが、暑さを除けばのんびり散歩にはちょうどいい。

台風のせいでこのところ散歩に行けなかったので、犬たちは楽しそうに歩いた。

だが残念なことに、はっちゃん(秋田MIX♂7歳)との散歩中に、イノシシ追いのパーンという音がして、はっちゃん大急ぎで家に引き返した。

30分ほど歩いてからだったのがせめてもの幸いだった。

マルちゃん(大型犬MIX♂11歳)がいつものコースをノリノリで歩いているときに、近所の農場の人に会った。

その人はリードを見せてほしいと言ってきた。

わたしが5メートルのPONOPONOリードを見せながら長いリードの利点について簡単に説明すると、最近迎えた小犬が散歩のときにリードに噛みついて歩けないというのだ。

繋いでいるときもリードを噛み切ろうとするし、庭で放すと走り回っているという。

非常によく聞く話だ。

その人は農場で繋ぎっ放しにしているので、そのストレスだろうと思う。

そう伝えると、「ストレスね、たしかにそうだろう」と納得していた。

この地域は、畑に繋ぎっ放しにして予防注射もフィラリア予防もしないという驚くような「飼い方」が一般的だ。

もちろん散歩にも行かない。

ご近所さんは散歩に連れて行こうとしたようなので、少しは思うところがあったのかもしれない。

ときどき会うので、少しずつ働きかけていってみようと思う。

繋ぎっ放しでなくても、迎えた子犬がリードを噛むとか爆走するとかいうお悩みはよく聞く。

リードを噛むのは興奮しているときやストレスがかかった時に典型的な行動だ。

はっちゃんもイラついたときによく噛んでいた。

リードワークがよくなくて犬にガツンガツン衝撃がかかったり、リードが張った状態が続いたりしたときなどに噛む犬もけっこういる。

そもそもストレスレベルが低ければ、子犬であってものんびり歩くので、リードがしょっちゅう張るというのは高ストレス状態にあるということだ。

なのでまずは生活環境からストレスの原因となるものをなくしていくことが大切だ。

家の中で犬がリラックスできるようにしたい。

それでもたまっていくストレスは散歩で解消する。

リラックスできる場所で歩くということがとても大事だ。

車や人などが多くて、わさわさした場所ではかえって興奮してしまう。

散歩場所に気を付けるだけでも、リード噛みや爆走はずいぶん軽減する。

このような対処をした上で、犬に負担をかけないリードワークでのんびり歩こう。

リードを噛むから千切れないようなワイヤーにするというような安易な対症療法では、犬も人間も楽にはならない。

ストレスを減らして犬が落ち着いた状態でいられるようにすれば、ほとんどの問題は同時に解決するのである。

人間側の観点からしても、そのほうがずっと簡単で楽だろうと思う。

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