from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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台風10号の影響か風が吹いていたので、少し涼しく散歩できた。
はっちゃん(秋田MIX♂7歳)もロングコースを堪能する。
マルちゃん(大型犬MIX♂11歳)は、途中でお友達の柴姉妹と合流しとても喜んでいた。
若い黒柴ちゃんは、最初のころはマルちゃんを見ると怖がっていたが、そのうちに飛びかかろうとするようになってマルちゃんに「ヴ」(やめて)と言われていた。
リードがあるので飛びつこうとしても成功しないのだが、真正面からガン見してきたり、近づいてきたりする。
そのたびにマルちゃんはすっと避けるのだが、幼いだけにしつこいので、そういうときには「ヴ」と注意していた。
だが、何度も一緒に散歩しているうちに黒柴ちゃんも少しずつ慣れて行って、いまはいきなり飛びかかってくるようなことはなくなった。
挨拶もずいぶん上手になってきて、マルちゃんもうれしそうだ。
そういえば、お姉さん柴ちゃんの方も最初はマルちゃんに吠えたりしていた。
今は機嫌がいいときは穏やかに挨拶し、ちょっと体調が悪かったりすると小さく「ウー」と言ったりしている。
でも会うと一緒に歩こうとする。
穏やかに落ち着いた状態で一緒に散歩をするのは、それぞれにとっていいことだ。
人間にとってもとても興味深い。
匂い嗅ぎスポットを通りかかったとき、3にんが並んで順番を待ち、ひとりずつ同じところの匂いを嗅いでいたのはかわいかった。
わたしも並んで嗅ぎたかったが、ご近所さんの手前やめておいた。
楽しく歩いたあとは、柴ちゃん宅前でお別れするのだが、いつも黒柴ちゃんは素知らぬ顔をしてついてこようとする。
「まだお散歩続けるよ」と言うのだ。
マルちゃんもちょっと名残惜しそうにしている。
マルちゃんは未去勢オス以外の犬や友好的な人間とは喜んで交流する。
そういう犬には社交の機会を保障したい。
ただし、いきなり飛びかかったり追いかけまわしたりというのは「社交」ではないので、その状態の時には交流はまだ早いので犬を見たら回避しよう。
他方で、はっちゃんのように他の犬や知らない人にはそっけない犬は、その意向を尊重して静かに散歩を楽しめるようにしてあげたい。
とても社交的な犬もいれば、そうでない犬もいる。
見た瞬間に吠えかかるというような過剰反応段階を脱したら(回避を続けているとここまでは到達する)、そのあとは本人の希望を尊重して好きなようにさせてあげよう。
社会化期とそれに続く長い時期を独房で過ごしたルルさん(ヨーキー♀2017年没)は、おとなしそうな犬にそっと挨拶に行くのが好きだった。
はっちゃんは今のところ、見ないふりして通過しようとする。
今日はなぜかヤギさんに挨拶に行こうとしていた。
他の犬と「仲良く」させないといけないというのは、人間の思い込みもしくは願望である。
その時々の犬自身の気持ちを尊重して、興奮したりトラブルに陥ったりしないように見守ってあげたい。
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