from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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曇っていたが、なんとか散歩に行けた。
その後は雨のち雷で室内避難。
はっちゃん、硬い表情で「怖いから背中撫でて！」と言っている。
マルちゃん（大型犬MIX♂11歳）と歩いていると、遠くのほうに小さく柴姉妹が見えた。
マルちゃんはかなり視力がいいのですぐに気づく。
すぐに早足で追いかけた。
マルちゃんは大きいので、わたしがスロージョギングぐらいのペースでもちょい早足ぐらいだ。
追いつきそうになったときに、柴姉妹のすぐ後ろをウリ坊が次々と走っていった。
至近距離だったにもかかわらず、柴さんたちはまったく気づいていなかったのが不思議だ。
マルちゃんもぜんぜん反応せず、柴姉妹しか見ていなかった。
マルちゃんはガールフレンド犬たちと合うのをとても楽しみにしている。
夏場はたいてい誰かに会えるのでうきうきしている。
はっちゃんはあまり他犬が好きでないので知らん顔だ。
大きなヒキガエルやカラス、猛禽類、ヤギやイノシシなども見ないフリしている。
それぞれ個性がある。
散歩中の早足は、ストレスレベルがすっかり下がるまでは確実に避けるようにしたい。
早足で歩くと興奮度が上がりやすいからだ。
ゆっくり歩きが定着して、突進などしなくなり、短時間の早足ならまったく興奮せずにいられるようになるまでは早足は封印しよう。
もし今日のようなことがマルちゃんがうちに来て間もないころに起こっていたら、確実にウリ坊に突進して惨劇が起こっていただろう。
今だから多少の早足でも平気でいられたのである。
トイレの場所に行くまでに早足になるという場合も、走ってしまうと興奮するので、テンションをジンわりかけたり緩めたりしながら歩こう。
そういう場合は散歩の推奨速度より少し速めでもいい。
推奨速度は、小型犬は脚の具合がよくない自立歩行のお年寄りに抜かされるぐらい、大型犬で一緒に歩くぐらいだ。
犬自身がトイレの場所まで早く行きたがっているとか、怖くなって早く家に帰りたいという場合は、小型犬でお年寄りと同じ速度、大型犬でお年寄りを抜くぐらいの速度でいいと思う。
うちは母がこんな感じなので、一緒に散歩に行ったときに観察している。
父は健脚なので、マルちゃんの早足と同じぐらいだ。
お年寄りの速度を観察してみよう。
なお、高速引っ張り散歩から切り替える場合、いきなりこの速度で歩こうとすると犬に多大なストレスがかかってしまう。
なので何週間かかけてこの速度に近づくつもりで歩くといいと思う。
正しいリードワーク（ガツンと衝撃をかけずにテンションをかけてすぐにじんわりゆるめるのを繰り返す）ができていないと、これまた犬にストレスがかかるの。
なので、犬の様子をよく見ながらストレスシグナルを出さないように、しっかりブレーキをかけていこう。
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