from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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昨日より耳の炎症が若干悪化したように見える小麦ちゃん(茶白猫♂17歳)。
自分で水を飲みに行くが、寝床にしているトイレに戻ってくるときにひっくり返りそうになる。
危険なものは置いていないが、トイレの中で転んだりするので、体勢を変えるときに手を添えてサポートしている。
今朝は散歩の出発時間の読み違いで、はっちゃん(秋田MIX♂7歳)と歩いているときに2組のペアと会ってしまった。
回避する場所が薄暗い林しかなかったのでそこに入ったら、うり坊が5匹目の前に飛び出してきた。
猫サイズが目の前を次々に走って行ったので、はっちゃん、興奮して追いかけようとした。
ところが運悪く石ころだらけの下り坂だったので、足を踏ん張って止めることができない。
引っぱられながら舗装道路まで出たところではっちゃんは止まったが、わたしは派手に転んでしまった。
土の上でなくアスファルトの上で転んだのが不運だった。
回避した犬の同居人さんに心配されてしまったが、肘をすりむいて左ひざを軽く打った程度ですんだ。
回避した林はイノシシの通り道ではあるが、休憩場所ではないのでめったに会わない。
うり坊との遭遇率は高くないし、もし会っても明るい舗装道路ならスルーする。
こんなふうに不運が重なるときもあるものだ。
そのあとは気を取り直してのんびり散歩を楽しめたので、影響がなかったのは幸いだった。
考えてみれば、はっちゃんはうり坊につられて少し小走りになっただけで、ちゃんと自分で止まったぐらいだから興奮を引きずるはずがない。
興奮したのはわたしだ。
二組の犬と鉢合わせした、うり坊がたくさん目の前を走って行った、下り坂ではっちゃんが走った、派手に転んで肱を擦りむいた、しかもそれをご近所さんに見られたと、心穏やかでいられないことの連続だった。
思い返してみると、わたしがそのあと落ち着きをとりもどすことができたのは、はっちゃんが落ち着いていたおかげだった。
転んだ後に体勢を立て直すのを静かに待っていてくれたのち、会った犬たちと反対方向に自分から歩いて行ってくれた。
わたしはパニクっていたので気づかなかったが、きっと「大丈夫だよ、落ち着いて」となだめシグナルも出していてくれたことだろう。
わたしたちはどうしても人間視点で眺めがちだ。
犬が走ったから転んだ、いまいましい犬だ、トレーニングしないと危険だ、などと一般的には思われるだろう。
だが、状況を客観的に眺めてみると、犬には犬の事情があるし見逃していることもある。
自分の視点でジャッジするのではなく、常に犬の立場にも立ってみるように意識しよう。
これはひたすら修行あるのみだし、わたしも修行中である。
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