from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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朝起きるとめまいと吐き気がした。
だが久しぶりによく晴れて、犬たちも散歩モードだ。
帰宅してからゆっくりしようと思ってさっさと出かけてみたら、少しずつ気分がよくなっていき、帰宅後はそのままずっと庭仕事をした。
わたしは動いているうちに気分がよくなることがよくあるので、あまり休んだり寝込んだりしない。
本調子ではないが、庭で体を動かしたのは正解だった。
はっちゃん(秋田MIX♂7歳)も今日はご機嫌で、丘の上の畑道に向かって張り切って歩いていった。
前方にパイナップル畑の手入れをしているおじいさんがいて、はっちゃん、立ち止まって少し様子を伺っていた。
その人は軽トラに乗り込むと、ゆっくり走り出した。
老人がのろのろ運転する車はとくに怖がらないが、少し端っこに寄ったほうがいい。
そんなことを考えていると、ガタッと大きな音を立てて車が溝にはまった。
はっちゃん、少し驚いてそのままじっと様子を見ている。
わたしも脱出を手伝いたかったが、はっちゃんが動かないので動きようがない。
悪いと思いつつ一緒に眺めていた。
しばらく見物するとはっちゃんが家方向に歩き出したので、わたしも付き添った。
すると運よく別の軽トラがやってきて、おじいさんはその人に助けを求めることができた。
犬と一緒だと人間の用事は後回しなので、自分はいいが対外的にはちょっと申し訳なく思うこともある。
犬の散歩が終わってから対処することもできるし、後で相手の人に話をしてわかってもらうこともできる。
人間は他の人から避難されたりするのを恐れて犬を後回しにしがちだが、そうでない方法を考えてみよう。
人間同士なら言葉が通じるので、同意はしてもらえなくても弁解はできる。
他人の目を気にして犬に不自由な思いをさせているのを見ることがあるが、まず配慮すべきは犬のほうだとわたしは思っている。
「犬にも人間にも配慮します」という表現をよく見かけるが、どちらにも同じように配慮していると、弱者である犬の利益が損なわれる。
社会的な力関係が同じでなく、不均衡や差別がある場合、両者に同じ配慮をしていたのでは弱い方は十分守られなくなる。
これはジェンダー差別や民族差別などでよく言われていることだ。
動物の場合もこうした観点が必要だと思う。
わたしも犬猫を優先するように気をつけているが、気づかずに負担をかけていることもあるだろう。
だから常に意識することが大切だ。
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