from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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気温も湿度も高くて蒸し暑かったので、夕方散歩のときにハァハァになっていた。
もっと涼しい時間にしよう。
マルちゃん（大型犬MIX♂10歳）は海に行って、軽く足だけ浸かっていた。
肉球を湿らせるだけでもちょっと涼しくなるかもしれない。
海では海草を採っている人がいた。
同じ種類の海草でも、海岸によって少し違うのだそうだ。
マルちゃん、「去年も来てたね～、元気そうでよかった」と言われた。
帰りにお隣のネコさんが窓辺にいたので、「ネコさんの名前はなんですか？」と家の人に聞いたら、「ニャ～」と答えてくれた。
猫は自分のことが話題にされると聞き耳を立てるが、この子のように会話に加わってくる猫もいておもしろい。
今日は日曜朝市に行ってきた。
買い物が終わって荷物を車に積んでいると、琉球犬ちゃんを木陰にワイヤーで繋いでいる人がいた。
買い物の間待たせておくのだ。
犬は慣れた様子だったが少しソワソワしていて、わたしと目が合うと慎重に寄ってきた。
尻尾を軽く右に振っていたのでそのままカーミングシグナルを出しながら立っていると、靴、脚、服と順番にじっくり検分する。
体重は10キロ弱程度のその犬は、乳が張っているので授乳中のようだった。
友好的な様子だったので顎の下を掻いてあげると喜んでいた。
短くて固めの毛の手触りを楽しませてもらった後、車に乗って帰ろうとすると、寂しくなったのか吠え始めた。
慣れているようでも不安なのだ。
買い物のあいだ店先などに繋ぐ人をときどき見るが、犬にとっては不安だし、誰かに乱暴なことをされたり、最悪連れ去られるかもしれない。
こちらでは繋がずにそのまま店に入って行って、犬は勝手にその辺でブラブラしているというのも見るが、全く一般的なやり方ではないのでそれは除外しておく。
あまりよく知らない場所で繋がれるというのは、家族とはなれる不安に加えて、危険なときに自分で逃げられないことによるストレスも加わるので、犬にとってはつらいことだ。
短時間だからと繋いで自分の用事を済ませたりなどせずに、用事はまた出直したときにやることにして、犬と出かけたときは常に一緒にいるようにしよう。
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