from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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雨で散歩が中止だったので、市役所に行くために街に出た。
いろいろ用事を済ませているうちに雨が上がり、犬の散歩をしている人がちらほら見えた。
広場を横切っていたら正面から中型犬2頭引きの人がやってきた。
ハーネスを着けているのはいいが、リードが2頭引き用に二股に分かれているもので、どちらの犬もとても居心地が悪そうだった。
それも当然で、1頭が端に寄ろうとするともう1頭も一緒に引っ張られる。
自分が行きたいところには行けない。
逆に自分が行きたいところに行くと相手が引っ張られて付いてくる。
どちらの場合も常にリードにテンションがかかり、ハーネスを通して体に負荷がかかるのだ。
その上この2頭を連れている人は、「さあこっち」と言わんばかりにリードをグイッと引いていた。
わたしは犬目線から「グイッと引く」と書くが、人間目線では「チョンと合図した」などと言われている。
たとえハーネスであっても不快なことこの上ないだろうが、人間は気付かない。
一度やられてみたらいいと思う。
夕方散歩ではマルちゃん(大型犬MIX♂10歳)のガールフレンドの小型犬ちゃん2頭に会ったが、この子達も2頭引きだ。
二股リードよりは少しましだが、それでももう1頭の犬に合わせて歩かないといけないことには変わりなく、好きなようにのんびり散歩を楽しめない。
犬の散歩=運動=たくさん歩けばいいととらえると、こういうことになってしまうのかもしれない。
だが犬の散歩というのは、のんびりにおいをかいだり、自然その他を観察したり、ときに休んだりしてリラックスするために行なうものだ。
それぞれ行きたい場所も、やりたいことも、歩く速度も違う。
マルちゃんとはっちゃん(秋田MIX♂6歳)にしても、好みが全く違うので一緒に行くことなど不可能だ。
たとえ並んで歩けても、散歩を満喫してもらうには1頭ずつ行くことが大事だ。
広大な私有地を所有している人は、オフリードでみんないっしょに行くこともできるだろうが、そんな人は少ない。
住宅地の集合住宅住まいか、一戸建てで庭があってもそれほど広くないという方がほとんどだ。
だったらなおのこと、散歩は1頭ずつゆくりのんびり好きなように歩かせてあげたい。
散歩のあと満足げにくつろぐ姿を見て幸せに浸るのもまた楽しい。
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