2019年2月21日木曜日

鹿児島猫多頭不妊手術

鹿児島猫多頭不妊手術
from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ

2月19日pm7時

予定通りみなしごバスは
熊本県水俣市の道の駅に到着

夕飯は
目の前にあるヒライのうどん♪♪

一人うかれながら
(田原君はうどんが好きではない)

うどんを食べ大変満足して
みなしごバスに戻ろうとしたら

中型雑種犬と散歩中のオジサンが
笑顔で近づいて来て

「道の駅でバスを見たんだけど
明日も参集殿?」と・・・

参集殿とは

いつも水俣TNR一斉に
会場を提供してくださっている

水俣八幡神社の参集殿のことです。

『いえ・・・
今夜は水俣の道の駅に泊まるけど

明日は鹿児島なんですよぅ』
・・・と言いながら

みなしごバス=TNR一斉

・・・って思ってもらっていることが
嬉しくて

珍しく私もニコニコしたりして(笑)
立ち話をしたら

去年の12月の水俣TNR一斉は
募集してすぐに予約オーバーし

そのオジサンはキャンセル待ち組で
手術できなかったんだそう

『8月に来るけど待てない感じ?』
・・・と聞くと

「母猫も娘も8月までは待てないな」

女の子なのか・・・
わかった!これも何かの縁

手術したい猫を
明朝8時に平松さんに預けて!

それができるなら鹿児島で手術するよ

私は厳しいのだが
ごくマレに甘いことをします。

すぐに水俣TNR実行委員会の
平松さんに電話して

そのような動きにしました。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。


2月20日am8時

予定通り
みなしごバスは鹿児島県へ


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さすが南国鹿児島
暖かくて驚きました!

菜の花が
そこらじゅうに咲いていました。

平松さんが
《例の》水俣猫3匹連れて来てくれました。

乳ガンの抗がん剤治療が一段落した
久松さんも

反対側の鹿児島から2時間30分もかけて
お手伝いに来てくれました。

仲間ってええねぇ・・・つくづく

鹿児島で活動すると言えば
すぐに来てくれる

私はどこに行っても
仲間たちに助けてもらっとるのぅ

たまには優しくするかな・・・

いや・・・
優しくしたら気持ち悪がるじゃろうけぇ

このままでええか(笑)


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



今回の猫多頭のお宅は

尿臭はすごいですけど
几帳面に片付いた家でした。

だから事前調査の段階で
『自宅で手術ができる』と判断したのです。

多頭飼養者の自宅で

手術ができるところは
そうそうないですからね

普通は猫多頭んちはゴミ屋敷ですもん!



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タマちゃんは全員
ケンカ傷を負っていました。


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発情期のようなピンクの乳首の
持ち主は


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実はタマちゃんで

おそらく
《気のいい》オジサンなのだと思います。

子猫に授乳していたのでしょう



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陰睾(停留精巣)です。

もう片方はどこにあるのかな?



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これですね!


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お腹の中から取り出してもらいました。
濱崎先生に♪♪


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今回の執刀医は
鹿児島で頑張っておられる濱崎先生と


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広島から連れて来た
うちのおっちょこちょいの先生(笑)


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お手伝いは

水俣TNR実行委員会の平松さんと
鹿児島TNR実行委員会の久松さん

平松・久松・で
ごちゃごちゃする感じで

田原君なんか毎回間違えとる(笑)



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そして
濱崎先生とこの看護士のお姉ちゃん

妊婦のオシッコ絞りを(触感が苦手)
やりたくない私の代わりに

全部
絞ってくれました!



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女の子は半数が妊婦

多頭だと近親が進み
寿命も短く

生まれた子猫も1ヶ月ぐらいで
バタバタと亡くなります。

今回は飼い主さんからの希望で

それを食い止めるためでもある
不妊手術です。


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私たちは《好きで》
堕胎をしているわけではありません。

生まれても育たないなら

これ以上
母猫の負担を増やしても仕方がない

・・・との断腸の思いで
ここに至っているのです。



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これは正常な卵巣と子宮です。


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これは
2〜3日前に出産した子の子宮です。

産後は

こんなに血管が太くなり
こんなに腫れるのですよ。

これから子宮が
元のサイズまで縮むのに

母猫には《後産》という痛みが
ずっとついてきます。



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もちろん
子猫はかわいいです!

・・・けど
母猫の大変さがわかりますか?

「この子は赤ちゃんが産みたいの」

本当にそうですかね?

自分の体重と変わらないほどの
お腹を抱えて生きながら

激痛に耐えて出産し
身を削って子猫を育てるんですよ

うちにはシーズンになると

産後のヒダチが悪い中
子猫に栄養を与え

弱ってしまった母猫が結構来ます。



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子猫たちの母猫も脱水していたので
首の後ろに皮下補液をしました。

猫は脱水したら極端に弱ります。

授乳中の母猫のほとんどが
脱水状態です。



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「お母さん!」

手術を終えた母猫の乳首に
子猫は容赦なく吸いつきます。

子猫はそうでないと困るし
当然それでいいのですが

私たち人間は

母猫の大変さにも
少しは目を向けるべきだと思います。

猫はおおむの安産ですが
育ちの悪い子や死産の子が出なくて

お腹の中が腐って
母猫が死ぬケースだってあり

今回も複数のメス猫に

ちゃんと育ってないなと思われる
怪しい妊娠がみられました。



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この子たちは外出していたので
ノミがいて

ノミアレルギーと食べ物アレルギーが出て
皮膚の状態はよくないです。

・・・が

今回の手術で
ブラベクトを滴下したし

発情・ケンカ・妊娠・出産・子育てという
大きなストレスもなくなるし

うちから
この子たちへセンシブル150kg送るし

残りの時間を
健康的に過ごしてもらえると

私は信じています。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


たいがいの多頭飼養者は
嘘八百を並べて自分を美化し

話を二転三転四転五転させ
人のせい猫のせい世の中のせい

・・・と
なんでもかんでも責任転嫁するのですが

今回の飼い主さんは

10年という長きに渡り
近親交配を繰り返させたことを

ちゃんと反省していて

私が介入してからは
一度も話を変えず

目標に向かって進んでくれたので
とっても助かりました。

こんなとこばかりだと
ラクなんじゃが・・・と思いました。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。



さぁ明日は熊本猫多頭じゃ!

熊本では

熊本TNR実行委員会の安達さんが
全面的にお手伝いしてくれます。

助かる〜〜ゥ♪