from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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夜寝ているときになんとなくお腹があやしげな感じがすると思ったら、朝ひどい腹痛に見舞われた。
唸り声を出すとはっちゃん（秋田MIX♂6歳）が心配するので、なるべく黙って耐えていたが、やっぱり心配をかけてしまった。
ベッドに戻って丸まっていると、わたしの体を踏まないようにそっと乗ってきて、「大丈夫？」と覗き込む。
「いつものことだから平気だよ～」と答えつつ、また看病してもらった。
いつも心配をかけてすまないね、はっちゃん。
こんな具合なのでわたしはほとんどベッドで過ごしているが、正月休みで普段いない人が家にいたり、訪問客があったり、家を留守にしたりなどする人がけっこういるかもしれない。
普段の生活リズムと違うということ自体もストレスだが、来客や留守番がそれに追い討ちをかけるので、犬はソワソワしたり吠えやすくなったりなどのストレス行動が増える。
正月休みだからしかたないというのはその通りなのだが、そこであきらめてしまっては犬が気の毒だ。
ダメージを最小限にするように、できることはすべてやってみよう。
たとえば、家族全員で出かけずにいつも家にいる人が残る、家に来てもらわずに別の場所で会う、いつもの生活リズムどおりに寝起きする、などだ。
家族が多ければ多いほど調整が難しくなるが、なるべく犬に負担がかからないように各自が知恵を絞ってみよう。
もし万が一、「犬のためになぜ人間が我慢しなければいけないんだ」という考えの人がいたら、この機会にじっくり話しあうのもいいだろう。
集団の中では弱者の利益が損なわれやすい。
とくに犬猫などのコンパニオンアニマルは、人間の言葉がしゃべれないのでないがしろにされがちだ。
そこでこのブログ読者のみなさんに、犬猫の利益を代弁して欲しいと思うのである。
不安になるからこうしてあげてほしいとか、こうしてあげたら落ち着くよ、などと積極的に話してみよう。
ストレスを最小化して平穏な正月休みを過ごさせてあげたいものだ。
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