from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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雨で散歩が中止だったので、朝一番で整形外科に行く準備をしていた。
するとはっちゃん(秋田MIX♂6歳)は、さっとわたしのベッドに乗って、ゆっくり寝の体勢に入っていた。
よくわかっている。
マルちゃん(大型犬MIX♂10歳)は部屋で留守番なのがちょっと不満そうだった。
指の骨折から3週間経って骨はくっついたということだったが、ソーセージみたいに腫れているのは変わらずで、指も横方向に曲がったままだ。
なぜ曲がっているかは原因不明だという。
他に整形外科があったら転院するところだが、ないので仕方がない。
腹痛のところがんばって運転してきたが、結果を聞いてよけい痛くなった(気がした)。
帰宅したらちょうど郵便配達が来て、ネットで買ったフィラリア薬が届いた。
配達員がいつも変わるのだが、今日の人は吠えている犬たちに向かって金網の隙間から手を出そうとした。
もちろん「危険なのでやめてください」とお願いしたが、なぜそんなことをするのか理解に苦しむ。
犬たちは逆毛を立てて、吠えているのに。
この「逆毛を立てる」というのは、人間の鳥肌と同じで、緊張や興奮、ストレスなどによって交感神経が働いたときに起こる。
この場合、強い警戒と興奮が原因だ。
そんな相手に手を出したら噛まれるのは当然である。
ときどき、犬が逆毛を立てる=攻撃行動の合図ととらえているのを見るが、これは必ずしもイコールではない。
ちょっと追いかけっこして興奮したときにも毛は逆立つからである。
ひとつのパーツだけを見るのではなく、その他のボディランゲージもよく見る必要がある。
マルちゃんとはっちゃんは、逆毛を立てて、唸りながら吠え、フェンスに向かって踏み出し、激しく尻尾を振っていた。
顔はこわばり、耳は緊張して立ち上がり、目が怒っていた。
それらすべてを総合して判断するべきなのである。
この場合は、強く警戒しながら「早く失せろ!」と言っていたといえる。
犬のシグナルを学び始めたときには、パーツごとに見ていくことで目を慣らすのだが、慣れてきたらそれらを総合して全体的に見ていくことが必要だ。
そうすると勘違いや誤解を防ぐことができる。
ぜひ意識してみていただきたい。
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