from : 〓 ねこメモ 〓
178:本当にあった怖い名無し 2018/12/08(土) 07:04:32.42 ID:CuRUW9QDO.net
四半世紀の付きあいだった親友が亡くなり、線香を上げにそいつの家を訪ねた時の話を。思い込みと言われればそれまでの、大した話ではないのだが…
親友の死に関しては色々と経緯がある。生前、彼には霊感があり……まあ、その辺りの話は省いておこう。
都内の自宅から高速を使い1時間半。実家にクルマをとめ、少年の頃に幾度も歩いた順路を行く。
いかにも昭和な感じの古い棟が建ち並ぶ団地…1街区の○号棟。5階建ての2階に、あいつの家がある。
親友の死に関しては色々と経緯がある。生前、彼には霊感があり……まあ、その辺りの話は省いておこう。
都内の自宅から高速を使い1時間半。実家にクルマをとめ、少年の頃に幾度も歩いた順路を行く。
いかにも昭和な感じの古い棟が建ち並ぶ団地…1街区の○号棟。5階建ての2階に、あいつの家がある。
179:本当にあった怖い名無し2018/12/08(土) 07:05:07.99 ID:CuRUW9QDO.net
仏壇に向かったあと、お土産に持っていったケーキのひとつを俺にも勧めてくれたお袋さんと、小一時間思い出話をし、
「じゃ…そろそろ…」
と玄関へ。ドアを開けると……ブチ猫が1匹、チョコンとお座りして俺を見上げていた。割とふてぶてしい面構えのおデブちゃんだ。
「あら、ミーちゃん!」
お袋さんが顔を綻ばせた。
……そういやこの猫、何度か見かけたことがある。
『半年くらい前から餌をもらいにやってくるようになってさ。今じゃドア開けた途端に家ん中へピュ~だよw』
生前、あいつがそう言ってたあの猫だ。
「じゃ…そろそろ…」
と玄関へ。ドアを開けると……ブチ猫が1匹、チョコンとお座りして俺を見上げていた。割とふてぶてしい面構えのおデブちゃんだ。
「あら、ミーちゃん!」
お袋さんが顔を綻ばせた。
……そういやこの猫、何度か見かけたことがある。
『半年くらい前から餌をもらいにやってくるようになってさ。今じゃドア開けた途端に家ん中へピュ~だよw』
生前、あいつがそう言ってたあの猫だ。
180:本当にあった怖い名無し2018/12/08(土) 07:05:41.38 ID:CuRUW9QDO.net
あれから2年くらい経っている。動物好きなあいつに可愛がってもらってたんだろうな。ちなみにこやつ、残念ながら俺に触らせてくれたことは一度もない。俺、猫好きなのに…
餌が欲しいなら室内へピュ~のはずだが、ミーちゃんはなんだか俺に神経を向けている気配。
「……あら? 中に入らないの? おいしいおいしい要らないの?」
お袋さんの言葉が終わらぬ内に、ミーちゃんは俺の足元をすり抜け、ゆっくりと階段を下り始める。
餌が欲しいなら室内へピュ~のはずだが、ミーちゃんはなんだか俺に神経を向けている気配。
「……あら? 中に入らないの? おいしいおいしい要らないの?」
お袋さんの言葉が終わらぬ内に、ミーちゃんは俺の足元をすり抜け、ゆっくりと階段を下り始める。
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