2018年11月20日火曜日

犬もリードで意思を伝える

犬もリードで意思を伝える
from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

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よく晴れて、朝はうろこ雲がきれいだった。

本土では9月下旬ごろから見られるが、こちらでは2ヶ月遅れだ。

秋らしいさわやかな天気で、犬たちはご機嫌だった。

夕方散歩でもはっちゃん(秋田MIX♂6歳)は、いつもにも増してブラブラ歩いた。

自然観察がメインで、よくじーっと見ている。

ひとしきり観察して歩き出すときに、家に向かう方向に行ったので、もう帰るのかと思ったら、「ハッ!」と言った。

どうやら間違えたらしい。

はっちゃんは、人間のようにハッと言う。

それを聞くといつもニンマリしてしまう。

そのあと、レンタカーナンバーの車がウロウロしていたので、はっちゃん、少し警戒した。

なので、「帰ろうか?」と聞くと、「そうするー」と帰途に着いた。

ゆっくりのんびり歩いていると、人間と会話するのと同じぐらいに話が通じるようになる。

もちろん、家にいるときに犬が嫌がることをしないというのが前提だ。

ブラブラ歩きながら、それぞれ自分の楽しみを追求しつつ、必要なときにちょっとつぶやいたり、顔を見合わせたりする程度で、一緒に楽しく歩けるのである。

歩くスピードが早いと、お互いに余裕がなくなるのでこうはいかない。

これまでのレッスンの経験から言うと、99パーセントの人は早足散歩になっているので、ぜひともゆっくり歩くようにリードワークに気をつけてみよう。

リードにじんわりテンションをかけることで、ゆっくり歩こうと提案するのだ。

人間だけがテンションをかけると思っているかもしれないが、実は犬のほうも同じようにして人間に伝えてくる。

故ルルさん(ヨーキー♀2017年没)は、わたしがぼんやりしてうっかり前にでてしまうと、よく立ち止まってリードにテンションをかけ、首で後方を指しながら「後ろに行きなさい」と指示してきた。

そして今日は、マルちゃん(大型犬MIX♂10歳)にもテンションをかけられてしまった。

海に行く林を歩いているときに、地面にゴロゴロしている岩を避けながら、イノシシが掘り返したあとを観察していたら、マルちゃんの足にリードが引っかかっていた。

それに気づかすに歩こうとしたら、マルちゃんが立ち止まるので、見たら引っかかっていたのだった。

そういうときには、いきなり引っ張ったりするのではなく、じんわりテンションをかけてくれる。

そのまま歩けなくはないが、当然快適ではないので、わたしに教えてくれたのである。


リードは人間が犬を操作する道具ではなく、お互いに意思を伝え合う道具なのだ。

そこを勘違いしないようにしよう。

音声言語と、ボディランゲージと、リードを使って、「こうしようか」、「それはやめよう」、「あ、あぶないよ」などと話しながら、のんびり散歩を楽しもう。

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