2018年11月19日月曜日

できることはすべてやる

できることはすべてやる
from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

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また怪しげな天気に逆戻りで、朝は雷が鳴っていた。

犬たちは急いで部屋に戻ってきて、ベッドに避難。

避難場所が決まっていると、落ち着くのが早い。

天気が悪いとソワソワしたりイライラしたりしやすくなる。

だが、ストレスレベルが下がってくるにつれて、あまり影響を受けなくなってくる。

うちはもうかなり落ち着いているので、いつもとほとんど変わらずに過ごしている。

そうなるまでの間は「本当に改善するんだろうか」と不安かもしれないが、一喜一憂せずに乗り切ろう。

半年後にはずいぶん変わっているし、1年後にはすっかり落ち着いているだろう。

もちろん、ストレスの原因をひとつひとつなくしていかない限りは変わらないので、その点は誤解しないでいただきたい。

環境や接し方を見直して、犬にとってストレスが少ない快適な暮らしを実現することが大切だ。

この「犬にとって」というところがポイントで、犬の目線にならないとなかなかわからないことがたくさんある。

カウンセリングをしていると、大きなストレスがガッツリあるというケースよりも、小さなストレスが積み重なっているケースのほうがだんぜん多い。

ひとつひとつは小さなことでも、重なると大きくなるのである。

たとえば、同居家族が犬を撫で回すクセをやめられないというとき。

それぐらい仕方がないと思うかもしれないが、犬にとってはけっこうつらい。

家の中をドタドタと歩く、すばやい動作をする、犬にしょっちゅう声をかける、大きな声で話す、「コラッ」「ダメ」などネガティブなことを言う(叱る)なども同様だ。

それらすべてを、ひとつひとつ改善していくというつもりで取り組もう。

室内環境では、床が滑りやすいというのもプチストレスの原因になる。

フローリングのお宅が多いが、犬の通り道だけ部分的にじゅうたんを敷いているのをよく見かけるが、これでは不十分だ。

滑る床は怪我の原因にもなるので、家中の床を滑りにくくしよう。

家の中に物が多くて、生活スペースが狭くなっているというのもよく見かける。

物は減らして、なるべく整理整頓し、部屋を広く使えるようにしたい。

犬が静かにくつろげる場所があるかどうか、食事も人が行き来する場所でなく、落ち着ける場所で食べられるかどうか、今一度見直してみよう。

なお、犬は味オンチだと思われているが、実際には嗅覚が敏感なだけに、味にはうるさい。

以前、療法食が嫌いで家出した犬がいたが、そこまででなくてもまずいごはんはストレスになる。

ドライフードには手作りごはんをトッピングしてあげよう。

人間の都合ばかりでなく、犬の快適さにもっと注意を払いたいものだ。

小さな改善を重ねていけば、結果的にストレスを大幅に減らすことができるのである。

できることはすべてやってみよう。

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