2018年10月28日日曜日

よくある誤解や勘違い

よくある誤解や勘違い
from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

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【お知らせ】

12月1日(土)大阪で、午前ワークショップ、午後リードワークセミナーを開催します!

■午前:PONOPONO犬育てワークショップ■

初めての方、家族や友人にPONOPONOを説明したい方、基本を確認したい方が対象です。

わたしのレクチャーで基本を確認したあと、グループごとに分かれて長所と難点を整理し、伝え方の工夫を共有します。

詳細はこちら→http://pono2.info/20181020-2/

■午後:PONOPONOリードワークセミナー(犬なし)■

問題行動にお困りの方、速足散歩が改善しない方、犬とのんびり散歩を楽しみたい方、突進や他犬への吠えにお困りの方が対象です。

まずは人間同士でリード操作の基礎を身につけることが大切です。

午前中の会場のそばのスタジオで開催します。

20名程度を予定していますので、お早めにお申し込みください。

詳細はこちら→http://pono2.info/20181022lead/


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風は強かったが晴れていたので、犬たちは散歩に行くという。

風が強いと興奮しやすいが、犬たちはこのぐらいなら大丈夫というのをよくわかっているので、言うとおりにして正解だった。

楽しく歩いて帰ってきた後は、庭で日光チャージ。

IMG_20181028_110611


はっちゃん、ご機嫌だ。

わたしが近づいたので目を細めているが、体かリラックスしていることがわかる。

口を開いていても、顔に力が入っていないので、口の横にシワがない。

こういうのが笑顔だ。

笑顔っぽく見えても、顔に力が入っていると筋肉が盛り上がってボコボコして、シワがくっきり出るのはストレス顔だ。

よくわからない方は、シワを見よう。

ところで、最近は「犬に寄り添う」とか、「気持ちを尊重する」、「ボディランゲージを活用する」などを掲げるトレーニングが出てきた。

それにともなって、PONOPONO犬育てと混同したり、似たようなものだと思う人もまた現れるようになった。

最近そういうケースが相次いだので、少し誤解を解いておこうと思う。

そもそも、PONOPONOはトレーニングしないし、しつけもしないので、ここは最初に押さえておいていただきたいところだ。

ロングリードとハーネスを使うとか、カーミングシグナルに注目するとか、そういうことは表面的なことにすぎない。

ロングリードとハーネスを使っても、気持ちを踏みにじることはあるし、シグナルを読むだけでは気持ちを尊重したことにはならない。

PONOPONOでは、「犬のためを思って」とか、「このぐらいできたほうがいい」などという気持ちから、犬に何かを教えたり慣らしたりしようとするのは、人間都合の押し付けであって、犬の気持ちを尊重していないと考える。

寄り添うとか尊重するとかいうのは、相手のありのままの姿を受け入れるということだ。

「これがいいからやりなさい」、というのは押し付けである。

トレーニングやしつけは、「これがいいからやりなさい」という発想だ。

PONOPONOの場合、明らかに犬の不利益になるようなことについては、「こうしたらどうかな?」と提案し、犬が拒否したらそれを尊重する(これが大事)。

なので、受け入れやすい提案をするとか、悪化しないうちに対処するということが必要になってくる。

さらに、犬に任せていれば解決することには介入しない。

そこを見極めることも大切だ。

拾い食いなどはその典型で、人間が正しいリードワークでゆっくり散歩をすれば、むやみやたらな拾い食いはすぐにやらなくなる。

それから、「犬のために」慣らそうとしないことも、トレーニングとは違う点である。

車が苦手な犬を、車ががんがん通る場所で散歩させるというのは、トレーニングではよくやることだ。

だが、犬にとってはどうだろう。

恐怖と不安でビクビクし、緊張して体は固くなって、とても散歩を楽しむどころではない。

おやつをもらおうが、優しい声をかけてもらおうが、大して役には立たない。

それよりも、怖い気持ちを尊重して、怖くない場所を提案するということが、PONOPONO犬育てだ。

そうするといつまでも慣れないと思う方がいるがむしろ逆で、安心できる状態にいるときに慣れが進むということが、心理学の研究などから明らかになっている。

だがそういう知識以前に、犬が体をこわばらせて不安そうな顔をしていたら、その場所から直ちに連れ出す。

犬のため云々などの言い訳は不要だ。

病気になったときの診察のように必要なものだったら、犬が少しでもリラックスしていられる病院を選ぶ、予約診療にする、往診してもらうなどベターな方法を選ぶ。

「それぐらい我慢すべき」などとは考えずに、人間が最大限努力するのである。

それが「尊重」ということであり、PONOPONOの特長である。

PONOPONO風なことを部分的に取り入れようとしたり、あるいはよく理解せずにトレーニングモードのままやっていたり、これは無理などと自分に言い訳したり、独自解釈を混入したりなどしていると、まったく違うものになってしまう。

この部分の勘違いがよくあるので、あえて取り上げてみた。

説明を見ると難しく思うかもしれないが、PONOPONOの考え方はとてもシンプルで、「犬に聞いてみて、嫌がることはしない」に尽きる。

犬が不安そうな顔、しょんぼりした顔をしていたり、興奮してギラギラした顔をしていたり、緊張でこわばっていたりしたら、それが「嫌がること」だ。

犬を尊重するというようなことを書いているサイトを見ると、そんな顔をした犬の写真が貼り付けてあって、いつも悲しい気持ちでそっと閉じている。

実践しているつもりでも、またわかっているつもりでも、勘違いや誤解から犬に負担をかけているケースがよくある。

12月1日午前中に大阪でワークショップを行なうので、この機会に原則を確認し、きちんと実践するためのノウハウを身につけていただけたらと思う(後日東京でも開催予定)。

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