from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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朝、元気いっぱいに起きてきたはっちゃん(秋田MIX♂6歳)。
散歩に行く気満々だ。
右後ろ足の爪の怪我は大丈夫だろうか。
そう思って、さりげなく横に寝て爪を見ると、ほんの少しいいような気もする程度である。
もう少し休んだ方がいいのではないかと思ったが、はっちゃんは、「もう治ったから、今日は絶対散歩行くよ!」と言う。
大丈夫かなぁと思いながらも、もしいたそうだたら引き返せばいいやと、出かけることにした。
するとはっちゃん、普通に4つ足で歩いている。
結局、ロングコースをゆっくり歩いた。
完治しているようには見えないが、本人はもう楽になったのだろう。
やっぱりよくわかっている。
ここでわたしが、「今日はまだダメ!」と頭ごなしに言っていたら、はっちゃんは納得しなかっただろう。
と言っても暴れるわけではないが、モヤモヤしてストレスがかかったと思うのだ。
はっちゃん、昼間は室内で静かに過ごしていたが、わたしが庭仕事から戻ると、「ねぇ、見て!」と目線で猫トイレのほうを指し示す。
見に行ったら、キキさん(サビネコ♀22歳)が、トイレシーツにウンチしていた。
本人は、ウッドデッキで日向ぼっこしていたので、「ハチ、あんた言っておいて」と言われたのではないだろうか。
犬も猫も、長らくいっしょに暮らしていると、とてもよく話が通じるようになる。
そうなると、犬猫との暮らしがもっと楽しくなる。
何度も書いているが、ポイントはよく観察することだ。
目線や表情、それに尻尾や耳、頭などのちょっとした動きが、いろんなことを語っている。
だが犬猫たちは、伝えたいことがあるときは、人間にもわかりやすいやり方で、はっきりとしゃべってくる。
以前、伊豆に住んでいたときに、マルちゃん(大型犬MIX♂10歳)が、フェンスの下を掘って、お気に入りのお寺にひとりで散歩に行っていたことがあった。
行き先はそこしかないので、最初から目指していくと、お寺の猫さんが、慌てたようにわたしのそばにやってきて、にゃあにゃあと訴えかけてくる。
その子はマルちゃんが苦手ですぐに逃げていたし、わたしに寄ってくることもなかった。
それが寄ってきて、「大変、大変」と言っている。
これはマルちゃんが来てるなと思ったら、案の定だった。
ずっと以前に、二階から保護猫が落ちたときも、近所の知らない猫さんが教えに来てくれて、そのあと連れてきてくれたことがあった。
犬も猫も、人と共に暮らしてきた歴史が長いので、人とコミュニケーションしようとする。
それに対して人間は、「そんなことできない」とか、「犬には舐められないようにリーダーになれ」などと言う。
もっと同じ生き物として普通に付き合えばいいのに、それができないところが人間の浅はかなところだ。
犬猫たちを見下していないで、もっと彼らから学びたいものである。
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