ぺっとあんてな: 佐賀TNR一斉

佐賀TNR一斉
from : NPO法人・犬猫みなしご救援隊・代表ブログ・みなしご庵へようこそ

3月20日(火)21日(水)

第９回
佐賀TNR一斉

・・・ってことは

熊本TNR一斉は
もう10回もやったのか！

継続はチカラなり

コツコツと
実績をあげていけば

必ず扉は開きます！

そして
そろそろ

手術頭数2000匹を
達成する

ん？達成したかな？
・・・な感じの

佐賀TNR一斉

東日本の人には
馴染みがない

九州の小さな県
佐賀県で

2000匹のTNR実績ですよ！
凄くないですか？

思い起こせば
佐賀TNR一斉は

山あり山あり
険しい山あり・・・

やっと登ったと思ったら
また目の前に大きな山・・・

住民の意識も低く
行政の意識も低く

毎回
モメごとが起きていましたよね

だからこそ私は
佐賀に来るのが楽しみで楽しみで

水を得た魚のように
イキイキしていました。

最近はトント
平和になっちゃって出番もなく

ふ～～～ッ

。。。。。。。。。。。。

中谷さん
中谷さん

いつも
ニコニコしながら

中谷さん
中谷さん

中谷さん・・・を連呼する
ハピボの甲斐めぐみは

実は鬼なり(笑)

今回も
寒の戻りで連日の氷雨が降る中

猫は出て来ないだろう
・・・と思いきや

203匹も
集めていました。

いつもいつも

佐賀TNR一斉は
笑うしかないくらい集めて来ます。

。。。。。。。。。。。。

地獄の
佐賀TNR一斉

始まり始まり♪

。。。。。。。。。。。。

まずはオス猫

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発情期は

メスを求めて
どこかの町から

「流れオス」がやって来ます。

その子たちは全員

顔中が
傷だらけです。

去勢をしたら

もうケンカしなくて
いいんだよ

島猫ブームで
野良猫=のんびり

・・・みたいなイメージが
ついてしまいましたが

野良猫が
のんびり生きているなんて

ありえない！

野良猫は
過酷な世界で

必死に生きているのです。

野良猫は

生きていくために
縄張りを主張して

ケンカして
深く傷を負っても

病院に行くことも
薬を飲むこともできないのです。

。。。。。。。。。。。。

都市伝説

餌やりさんが言うには

「この子は
猫嫌いに薬品をかけられてしまい

こんな顔になったんだよ」

よくある
「猫虐待話」です。

近隣住民と
うまくいっていない餌やりは

被害妄想におちいりやすく
じゅうぶん考えもしないで

「猫が虐待された！」
・・・と思うみたいですけど

よくよく見てみると

普通に起きうるケガだ
・・・ということが

多々あります。

この子も

「薬品をかけられた」
・・・のではなく

普通にカイセンです。

被害を妄想する前に
病院に連れて行けば答えが出たのに

片方の睾丸が
下りてきていない

停留精巣
陰睾
カタキンです。

右が
鼠径部の奥に入っていた睾丸

正常な場所にあった
左の睾丸と比べたら

いかにも異常でしょ？

今回の佐賀TNR一斉では
この停留精巣のオスが

３匹もいました。

去勢済みの子が来ました。

見た感じだと
子猫の時に去勢しています。

「手術済み」のシルシである
耳先カットがあれば

「手術済み」だとわかるので

やっぱり
耳先カットは必要ですね。

それにしても
立派な体格をしています。

幼少期に
去勢したことにより

無駄な
ストレスがかからない分

しっかり成長できたのでしょうね

去勢されている猫は
体格は立派でも

顔は

ワタリガニ系の
横張り顔ではなく

好青年のまま

。。。。。。。。。。。。

熊本TNR一斉にも

まぶたに
マダニがついている子がいましたが

佐賀でも同じことが・・・

わかりますか？

マダニがいるでしょ

私は寄生虫に
とっても興味がありますが

それは
動物に寄生する虫を

なんとかしたいから
憎たらしいから

。。。。。。。。。。。。

虫歯

虫歯も
私は憎たらしく思います。

思い切り
抜くべきです！

抜きました。

TNRの時に

最後に
チェックするのは私です。

その時に
小さなケンカ傷や

虫歯を発見するわけですが

右の歯を見て
OK♪

軽い気持ちで
左を見ると

アウト！

左右両方
同じように虫歯の子もいれば

片方だけ虫歯の子もいて

虫歯になる法則は
つかめませんが

虫歯の子は
痩せっぽちが多いです。

。。。。。。。。。。。。

トラバサミ

。。。。。。。。。。。。

マダニも憎たらしいですし
ノミも憎たらしいですが

この世に

トラバサミほど
憎たらしいものはないです。

トラバサミを仕掛けてまで
動物をやっつけようと思うなんて

オッサン
オッサン

あんたは人間じゃないで！

トラバサミにかかり
トラバサミをぶら下げたまま

塀を越えようとして
越えられず

途中で
止まっているとこを断

偶然発見され
TNRに来たんだそう

それ以上
動かなかったから

大事には至らなかったけれど

それでも
じゅうぶん大ケガです。

私の想像だと

なんとなく
なんとなく

トラバサミを仕掛けたヤツは

70を超えたようなジジイの
イメージ

もう
じゅうぶん生きただろ？

いい加減
死ねばええのに！

こんな
かわいらしい子を傷つけて

何がオモロいんや？

この子が
トラバサミをぶら下げていたお蔭で

労せず
トラバサミを回収でき

この子のお蔭で

次の被害は
確実に食い止められました。

。。。。。。。。。。。。

野良猫は
命賭けで生きとるんです。

だから私らも

腹をくくって
TNRしとるんです。

私は

「不妊手術反対者」の
理想論を聞く気なんて

毛頭ございません。