from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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しゃがんで庭の草を刈っていたら、マルちゃん（大型犬ＭＩＸ♂９歳）がやってきた。
いつも作業中は知らん顔しているのに珍しい。
すぐそばにごろんと転がってお腹を出し、「撫でて」と言う。
そこで鎌を置いて撫でていたら、うっとりした顔になった。
思わぬご褒美をもらってラッキーだった。
マルちゃんは最近、わたしにもご近所さんにも甘えん坊だ。
引っ越してきて、さらにのんびりした環境になったので、以前よりももっとリラックスして過ごせているようだ。
左は最近の顔で、右は6年前に迎えた頃の顔だ。
ちょっとわかりにくいかもしれないが、はっきりわかるのは目元だ。
迎えた当初は、緊張して不安そうな目をしていることがとても多かった。
緊張すると目がアーモンド形になるが、リラックスするとまん丸になる。
人間の怒ったときには目が釣り上がるが、犬猫もそうだ。
そして眉間に皺が寄るが、それらは顔の筋肉の緊張によるものである。
ストレス度が高いと顔も体も筋肉に力が入って皺が目につき、ストレスレベルが下がると力が抜けてつるんとする。
これも人間と同じだ。
マルちゃんを迎えた当初は、よく眉間に皺を寄せて硬い表情をしていたが、今はだらんとしてご機嫌でフガフガ言っている。
風などでなにかがガタっと音を立てるとよくビクついていたが、そういうのも今はかなり改善した。
「怖がりを直そう」などと意気込むよりも、日々の暮らしでストレスを減らし、リラックスできるようにしていくと、いわゆる「問題行動」の類は改善していく。
なので、ストレスの原因となっているものを少しでも減らしていくことが大事だ。
その際に、生活音や匂い、床の滑りやすさなどのプチストレスも、これぐらいいいだろうと思わずに、徹底的に改善しよう。
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