from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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元気に成長している子ヤギさんたち。
はっちゃん(秋田MIX♂5歳)を見ても知らん顔だが、マルちゃん(大型犬MIX♂9歳)の姿を見たら、自分たちで母ヤギさんのところに戻るようになった。
もう学習しているとは、さすがだ。
はっちゃんはようやく体調が回復して、いつもの笑顔が戻ってきた。
それでも、マルちゃんが散歩に出たあと少し吠えている。
そんなときに知らない人が通ったりすると、さらに吠え続けることになる。
こういう吠えは不安によるものだ。
ショックな出来事から回復するには時間がかかるし、それまでの間は不安になりやすい。
なので、なるべくゆっくり一緒に過ごすようにしている。
あさって、熊本のソラさんが会いに来てくれることになった。
1泊だがふたりともとても喜ぶだろうし、慰められるだろう。
もちろんわたしも。
吠えにしても、粗相にしても、噛み付きなどにしても、いわゆる問題行動というのは、不安や恐怖やストレスなどが原因であることがわかっている。
しかし一般的には、「しつけ」の問題であると信じられている。
このブログでもこのことは何度も書いているし、実践者さんたちもよくわかっている。
だからこそ、ストレスを減らし、不安や恐怖を取り除くように努力されているのである。
まじめな人ほどがんばってストレスマネジメントに努める。
それ自体はいいことであるし、続けているうちに「問題行動」は少しずつ減っていく。
犬は楽になるし、人間も楽になる。
だが、ある程度進んでくると、残っている「問題行動」について、どうしても気になってくる。
自分のやり方がよくないんじゃないかとか、なにか間違っているかもしれないなどなどだ。
たしかに、そういうこともあるが、それ以上に気持ちの問題であることのほうが多い。
PONOPONO犬育ては、ストレスを減らして楽になり、犬といい関係を築くことを目的とするが、いつのまにか問題がない子、「いい子」を目指すようになっていないだろうか。
また、ちゃんと犬育てできるひとを目指すようになっていないだろうか。
問題行動がない子はいい子であり、ちゃんとした子であって、わたしたちはちゃんとした親にならなければいけないという考えは、この社会に広く深く浸透している。
なので、わたしたちは、知らず知らずのうちにこの考えを受け入れているところがある。
ちゃんとしていなくても、自分なりに対処できて、笑顔で(ストレススマイルでなく)いられたらそれでいい。
不安なときは吠えたり粗相したりするし、付きまとうこともある。
はっちゃんは興奮しやすいが、ずいぶんその度合いが減ったとはいえ、それでも興奮しやすいところはある。
これは、ゼロにはならないだろうし、する必要もない。
それが個性なのだ。
自分で木をかじって対処したりできているし、ひどいストレスになっていなければいい。
今後もっとましになるかもしれないが、ならなくてもいい。
にこにこ機嫌よく幸せに暮らしてくれればそれでいい。
ルルさん(ヨーキー♀2017年没)はその意味で、機嫌よく幸せな人生を送った犬だった。
「ちゃんとしつけなないといけない」とか、「ちゃんと育てないといけない」という考え方を克服することが、PONOPONO犬育てではとても重要だとわたしは考えている。
人にも犬にも、得意なことや不得意なことがあり、長所や欠点があるし、それが個性だ。
不得意なことや欠点も含め、まるごと認めて尊重しよう。
そのために、まずは自分自身をちゃんとする呪縛から解放しよう。
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