from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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天候不順でよく急に雨が降る。
なので、今日の散歩はイレギュラーで、日中の雨が上がっているときに出かけた。
途中でマルちゃん(大型犬MIX♂9歳)をかわいがってくれるご近所さんに会い、控えめに甘えるマルちゃん。
ゆっくりと尻尾を振りながら、スリーっと体を擦り付けるようにする。
この挨拶が終わると、またスーッと離れていく。
かなりあっさりした挨拶だ。
他の犬にもこの程度で、時間にして数十秒ぐらいだろう。
相手犬が興奮しているときは、近寄らずに遠くからシグナルを出すだけにしている。
もちろんこれはわたしが教えたのではなく、マルちゃん自身がそうしているのだ。
ドッグランなどでは、相手が見えた時点でダーッと走っていって遊びに誘い、そのままいっしょに走り出す犬がいたりするが、これでは興奮しすぎだ。
また、しつこく相手のお尻に匂いを嗅ぐ犬がいるが、これは相手から嫌がられる。
ときどき、自分の犬をリードで固定して、相手の犬にお尻の匂いを嗅がせてあげる人がいるが、これは恐怖でしかなく、犬が苦手になる原因になりかねない。
自分の意思で距離を調節できると、犬は安心して挨拶できる。
その意味で、オフリードのほうが落ち着いていられる。
はっちゃん(秋田MIX♂5歳)は、相手がオフリードだと安心してさらっと挨拶できる。
もちろん、相手がひどく興奮した状態であれば、見えた時点で進路を変更して遠ざかろう。
また、自分の犬がたとえ喜んでいても、グイグイ行こうとしたり、相手に飛びかかったりするのであれば、やはり進路を変えよう。
というのは、犬を見る→駆け寄ったり飛び掛ったりするという習慣が付いてしまっているからである。
こういう行動は相手の犬をイライラさせるし、自分も興奮するのでよくない。
おとなの犬同士は、なごやかなムードで友好的にさらっと挨拶するものである。
なので、それができない間は挨拶はせずに、相手犬が見えた時点で回避する。
そうしていると、犬→興奮(あるいは不安や恐怖など)の回路がなくなり、落ち着いて、犬らしく挨拶することができるようになる。
近寄らなくても、遠くからシグナルを出すというのも、犬らしい挨拶なのだ。
はっちゃんは、再保護してみたら犬を怖がって先制攻撃を仕掛けるようになっていたので、ひたすら回避を続けていた。
すると、数年でほとんど過剰反応しなくなった。
以前は犬がいたら尻尾がぐーっと下がっていたが、いまは下がらずに余裕でやり過ごせる。
散歩コースに未去勢犬が道路端に繋がれているのだが、目の前を知らん顔で通っている。
ときどき、繋がれている犬に吠えて興奮散歩になってしまうというお悩みを聞くが、そういう場合も回避しよう。
その家の前を通らなくていいコースを散歩するのである。
もしはっちゃんが反応していたら、わたしは別のルートを行くだろう。
いま通っているのは、反応しないからである。
ここを「ゆるく」とらえて、吠えたりしても「まぁいいや」と続けていると、犬のストレスはなかなか下がらず、散歩の質も低くなる。
ゆるくしていいところと、そうでないところがあるので気をつけよう。
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