from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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はっちゃん(秋田MIX♂5歳)、撫でてもらってご満悦。
朝は雨で散歩に行けず、そのあとも雨が降ったり止んだりだった。
マルちゃん(大型犬MIX♂9歳)は、雨が上がると庭に出て、降り出すと戻ってくる。
それでも、外にいる時間が長かったので、満足したようだ。
昨夜はマルちゃん、早くからわたしのベッドで寝ていた。
わたしが寝ようと思って行ってみると、ほんの少し避けてもらえれば一緒に寝られそうだった。
マルちゃんはわたしに気づいて目を覚ましていたので、「ちょっとつめてくれない?」とお願いしてみた。
まったく動かないので、隣に体を滑り込ませて、体でじんわり押してみたが、それでも動かない。
そこで、手をお尻の下に入れてみたら、「ヴ」と言った。
マルちゃんがわたしに唸ることはまずないので、よほど嫌だったのだろう。
わたしが驚いた顔をして、「あ、ゴメン、ゴメン!」と慌ててあやまると、、ふっとわたしに顔を向けた。
その顔が、すごくやさしい表情で、またちょっと申し訳なさそうだったので、また驚いた。
「大丈夫だよ、つい唸っちゃったけど、気にしないで」と言っていた。
マルちゃんのやさしさは感動的だ。
マルちゃんは、カーミングシグナルを使って相手をなだめるのがとてもうまいのだが、今回もわたしによくわかるように、はっきりした表情を見せてくれた。
ちょっと驚いていたわたしをなだめようとする意図が感じられた。
実際それはしっかり通じたので、お互いに安心して、仲良くいっしょに寝た。
わたしは自分の心無い行いを反省して、ずり落ちそうになりながら、体の側面だけベッドのへりに乗せて寝た。
犬は自分が言いたいことを伝えてくれようとするが、今回のケースのように犬が唸ったとき、「ご主人様に向かって唸るとは何事だ!」と怒る人がけっこういるのではないかと思う。
自分が無礼なことをしているにもかかわらず、犬がそういう扱いに耐えるのは当然だと信じ込んでいる。
すると、せっかく寛大にも許してくれようとしているのに、心無い言葉をかけ、犬の気持ちを傷つけてしまうのだ。
こういうすれ違いが、たくさん積み重なって、犬との信頼関係が壊れていくのだとわたしは考えている。
うっかり嫌なことをしてしまうというのは、人間なら誰にだってあることだ。
そんなときに、すぐに反省してあやまれば、その気持ちはちゃんと犬に通じる。
たとえ犬が怒っても、悪いのは自分なので、カーミングシグナルでなだめよう。
同時に、犬の表情やボディランゲージから、犬の気持ちを汲み取ろう。
こういうやり取りがスムーズにできるようになると、犬と本当の仲間になれる。
心から信頼できるようになるのである。
それは、犬にとっても人間にとっても、すばらしいことだと思う。
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