from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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散歩中、カメがたくさんいて、慎重に避けて歩いていた。
だが1匹気づかなくて、マルちゃん(大型犬MIX♂9歳)がガシッとくわえてしまった。
くわえ直したときにポトッと口から落としたので、そのすきにすばやく回収してジャングルに帰した。
カメに甲羅があって本当によかったといつも思う。
はっちゃん(秋田MIX♂5歳)との散歩では、セミ好きなはっちゃんにセミたちが踊り食いされている。
たくさんいるので、目の前に飛んできたのをパクッと食べたり、そばの木に止まっているのを食べたりするのだ。
これは防ぐのが難しいで、心の中でごめんねと謝っている。
はっちゃんと歩いていたら作業車が通った。
はっちゃん、いつもはスルーするし、少し興奮してもすぐに収まるのだが、今朝はなかなか収まらなかった。
興奮散歩を続けていると、かえってストレスがかかるので、「はっちゃん、引き返さない?」と聞いてみた。
すると、「そうだね」とすんなり同意してくれたので、家に帰った。
昼からは雷雨になったので、不安定な気候の影響だと思う。
引き返えそうとか、回避のためにこっちに行こうとかいうような提案は、いつも聞き入れてもらえるわけではない。
とくに、ストレスマネジメントに取り組み始めたばかりの頃は、9割以上は「嫌だよ」と言われる。
マルちゃんを迎えたばかりの頃は、山散歩から帰りたがらなくて、岩のように動かなくなり、立ち往生したことが何度かあった。
岩まで行かなくても、少し歩いたら引き返そうとするというのは日常的だった。
野生動物を追いかけるのは、リード固定が効かないほどのすごさだった。
それが、ストレスエスマネジメントが進んで落ち着いてくると、だんだん交渉の余地が出てくるようになる。
最初からうまく行くということはほとんどないので、そういうものだと思っていよう。
交渉がうまく行かないと、がっかりしたり、落ち込んだりするという話をよく聞く。
犬が興奮しているのを見て気の毒になり、早くその状態から脱することができるようにしてあげたいという気持ちがからのことだろう。
だが、犬にも意思がある以上、自分が思い描くとおりにことが運ぶとは限らない。
自分のやり方が悪いのかとか、なかなか改善しないなどと思い悩むかもしれないが、自分のスキルもそうすぐには上がらないし、犬の気持ちに対する理解も少しずつしか進まない。
犬のほうも少しずつ成長していくので、自分の成長とともにのんびり見守っていよう。
落ち込んだりがっかりしたりするのは、考える以上に犬に与える悪影響が大きいので、本当に気をつける必要がある。
失敗すると、犬自身もがっかりするのに、それに加えて人間ががっかりしていたら、相乗効果で落ち込みがひどくなってしまう。
「あ、失敗した、残念」ぐらいで、すぐに忘れてしまったほうが、犬も気が楽だ。
真面目にがんばる人ほどがっかりしやすいので、自分自身に対して、もっとゆるくていいよ、気楽にいこう、と声かけしてみよう。
意識していると、だんだん気にしないでいられるようになってくる。
PONOPONO犬育てをはじめると、自分自身も変わるので、それも楽しみにしていただきたい。
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