from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
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暑くなったので、夕方散歩は午後7時前ごろに出発している。
すると気温はちょうどいいのだが、最後のマルちゃん(大型犬MIX♂9歳)が帰ることには薄暗くなっている。
薄暗いといろんな生き物が活動を始めるので、マルちゃんが狩らないかと少し気にしながら歩く。
昨日は友達犬のところのネコさんがいた。
マルちゃんは何度か会ったところがあるが、完全にスルーした。
以前ならもっと何度も会ってから出ないと反応していたのに、ずいぶん成長した。
今朝は草むらでガサゴソ音がしていたので見ると、クジャクのお尻がスーッと動いていった。
マルちゃん、はっとしたが、リード固定ですぐにあきらめた。
最近は本当に楽になったものだ。
マルちゃんのように、ネコその他の動物を追いかけようとする場合、追いかけるがままにしていたらその行動は定着してしまう。
マルちゃんはうちに来る前にシェルターの庭で追いかけ放題だったようで、散歩では短いリードでジャークされながら散歩されていたから、どうすべきか考えて行動するということを学ぶ機会がなかった。
うちに来てからは、長いリードで行動の自由を保障しつつ、追いかける行動はリード固定で止めるということをずっと続けていた。
このように、ずっと続けるということが大事で、あるときは追いかけOKにして、あるときは固定するというような一貫しないやり方だと、追いかけ行動は改善しない。
犬は追いかけたがっているので、犬の意思を尊重してそうさせてあげればいいと思う人もいるかもしれない。
だが、追いかけOKにすると、よそのネコでも野生動物でも、なんでも追いかけるようになる。
大型犬だと容易にリードを振り切っていく。
そんなことが、犬に厳しいこの社会で許容されるだろうか。
飼い猫やよその犬を追いかけて襲うかもしれないし、実際そういう話をときどき耳にする。
犬をそんなトラブルに巻き込むのはかわいそうだ。
野生動物を含め、他の動物を怖がらせたり、危害を加えたりするというのは、人間社会での平和共存からはほど遠いといえる。
それに犬も他の動物を見るたびにいちいち興奮するので、落ち着いて散歩ができない。
つまり、その犬のQOLにも影響するのである。
また、長いリードで走らせるのは、ハンドラーにとっても犬にとっても非常危険なことだ。
手足に絡んだら怪我をしかねない。
何度も繰り返し書いているように、ロングリードで走ったり興奮させたりするのは厳禁である。
以上のような理由から、他の動物を追いかけないように、しっかりリード固定で対応しよう。
それを続けていると、数年後には反応しなくなったり、軽い固定でやり過ごせるようになるのである。
追いかけ行動をする犬と暮らしている方は、ぜひ実践していただきたい。
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