from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
ちょっと涼しかったので、日中は外の日陰で過ごすマルちゃん(大型犬MIX♂9歳)。
フェンスの向こうはジャングルで、大きな木がある。
庭で一番涼しい場所だ。
窓ガラス越しに見ていたら、気づかれてしまった。
今、近所で建設中の家に水道を引く工事をしているので、道路が一部通行止めだ。
作業車も来るので、マルちゃんは最初からその道には行かない。
はっちゃん(秋田MIX♂4歳)は少し警戒しながらも、工事車両の横を通っていく。
今日は工事現場のそばで、工事の人の食べ残しの納豆巻きを見つけた。
わたしが和食が苦手なので、はっちゃんはのりも納豆も食べたことがない。
だが、ちゃんと理解してそっとくわえた。
そして安全な場所に運んで、前足で抑えながら少しずつ味わっていた。
写真が撮れなかったのが残念だ。
工事車両がいるとき、はっちゃんのようによほど大きな音がしていなければ平気な犬もいるが、マルちゃんのように大型車がいるだけで怖いという犬もいる。
マルちゃんは遠くで工事の音がしたら、最初から別の道に散歩に行く。
こうやって自分で選択できれば、パニックになることはない。
これを、大型車にも慣らさないといけないと考えて無理やりに連れて行ったり、そこでおやつをあげたりなどしたら、かえって苦手になってしまう。
犬は、大きな音は嫌で逃げ出したいけど、おやつは食べたいという葛藤状態になる。
葛藤状態は犬に強いストレスをかける。
食べ物を前にしてオスワリマテさせるのも、食べたいのに食べられないという葛藤状態を作り出す。
こうしたことを、従来のトレーニングでは頻繁にやっており、それが犬にストレスをかけていた。
犬が葛藤するようなことはやらないというのが大原則である。
また、犬に突進したいけど、飼い主にリードを固定されているためできないというのも葛藤状態だ。
なのでそうならないように、早めに回避するのである。
回避に失敗したときは仕方がない。
葛藤状態に陥ることを避けるために、早めに対処するということが肝心だ。
保護犬などはとくに、早く人に慣らそうと思って、犬がひどく嫌がっているのに手からおやつを食べさせているのを目にする。
だが、よかれと思ってやっていても、犬にとってはストレスになることがあるということを、よく覚えておきたい。
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