from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
←シーリングファンの下で涼むはっちゃん(秋田MIX♂4歳)。
夕方散歩の時間に、またスコールが降った。
マルちゃん(大型犬MIX♂9歳)も、濡れる前に自分で部屋に入ってくる。
土砂降りは嫌いなのだ。
雨の前に庭仕事をしておいてよかった。
わたしはスリランカ料理が好きなので、庭に手に入りにくい植物を植えている。
ゴトゥコラ(和名はツボクサ)が欲しかったので、種を取り寄せて植えたのだがなかなか芽が出ない。
あきらめて草刈りをしていたら、なぜか植えてないところに生えている。
種が飛んだのかと思ったが、よく見るとあちこちに生えている。
散歩中に通りかかった原っぱにも生えていた。
自生していたのである。
散歩中につまんで食べる楽しみができた。
ところで、犬のしつけサイトを読んでいたら、こんなことが書いてあった。
おもちゃを持ってきて、飼い主の前におくのは、犬が「おい、遊べ!」と命令しているのである。
これは犬が飼い主よりも優位に立っているときの行動である。
飼い主はリーダーであることを示さなければならないのだから、犬の命令に従ってはいけないと。
またかと思うが、この解釈が間違っていることは、犬同士の行動を見ればわかる。
遊びに誘う方が優位にあるというのは、遊びの性格からいって考えにくい。
子犬はよく成犬に対してプレイバウ(おじぎのようなしぐさ)をして遊びに誘う。
はっちゃんは子犬のころからよくマルちゃんをよく遊びに誘っていたし、いまでもたまに誘っている。
これを子犬の方が優位にあるとでもいうのだろうか?
犬は人に対して、プレイバウして遊びに誘うことがよくある。
「ねぇ、遊ぼうよ」と言っているのである。
そんなとき、乗ってあげれば遊びが始まるし、乗ってあげなければ始まらない。
遊びが道徳の基礎だという考え方をかつて紹介したことがあるが、遊びにおける関係は対等・平等であり、そこに共通の了解事項としてのルールが成立する。
「おい、遊べ」と命令して遊ぶというのは、人間の世界ではありそうだが、楽しくないだろう。
動物の世界ではありそうもない。
どうして犬はこうも不自然な解釈がなされるのだろう。
犬だけ非常の特別な生き物であるかのようだ。
このおもちゃを持ってきてそばに置くというのは、犬だけでなく猫もよくやる行動である。
20歳で亡くなった妹の猫のナナちゃんが子猫だったとき、朝起きるとベッドの周りにおもちゃがたくさん集められていた。
猫がこういう行為をしたからといって、猫が飼い主よりも優位に立とうとしているから気をつけろなどという人はいない。
おもちゃを持ってきてアピールするというのは、とてもほほえましい。
動物たちの行動を人間の都合で制限して、かれらの生活を単調でつまらないものにしているのだから、わたしたちははこんなささやかな要求を聞き入れてあげたいものだ。
おもちゃを遠くに放り投げたりすると興奮させてしまうので、そっと落としたり軽く動かしたりなどしながら少し付き合ってあげると、犬猫は満足する。
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