2017年1月3日火曜日

ルルさんに教わったこと

ルルさんに教わったこと
from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

たくさんの方からのコメント、本当にどうもありがとうございます。

改めて、ルルさんのすばらしさを再確認しました。

みなさんをなごませたり、やさしい気持ちにさせたり、ときに希望を与えたりと、ブログを通してずいぶん貢献してくれました。

こんな素敵な子と一緒に10年以上も過ごせて、わたしはとても幸せです。

PONOPONOはルルさんに支えられて、これまでやってきました。

そしてこれからも、ルルさんともに歩んで行きます。

どうぞよろしくお願いします。

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今朝目覚めて、ゆっくりとベッドを抜け出して気づいた。

ルルさんはもういないんだったと。

朝ごはんもひっそりしている。

机の前に座ってパソコンを開いても、だれも足をカリカリして抱っこをねだってこない。

img_20161205203450

パソコンとスマホの壁紙に、ルルさんがひざの上にいるときに撮った写真を設定した。

これが大正解で、心の中に引っ越したルルさんが、パソコンやスマホから見守っていてくれるようで、とても慰められる。

わたしと目が会うと、いつも機嫌よくニッコリ微笑んでいてくれた。

これはひざで寝ててふと目覚めたときの寝ぼけ顔の写真だが、これがわたしがもっともよく目にした、普段のルルさんの姿だ。

無音カメラの試し撮りだったのだが、こんなところで役に立った。

IMG_20170103_133721_573

引越しの翌日に、ルルさんが散歩をしている画像も出てきた。

家の前の道路をのんびり探索している。

元気に楽しく暮らしていたルルさんだが、いろんな障害を抱えていた。

反張膝という脚の奇形で、保護当初は左後ろ脚がまったく使えずに引きずって歩いていた。

アジア一とされる名医のものとで、先進的な手術をおこない、脚を使って歩けるようにはなったが、曲げることはできないし、寒さなどで痛みがあるようだった。

また、後頭骨形成不全症候群という奇形もあった。

これは、小脳の一部が頭蓋骨の穴から滑り出して脳幹を圧迫することで、様々な症状を起こす病気だ。

この病気は脳梗塞を起こすということで、それによる痙攣発作や急性脳障害が起こるという。

そして患者の約75%は次第に症状が悪化するということだ。

まだ決定的な治療法はない。

ルルさんは急性の脳障害でなくなった可能性が高いと思う。

ほかにも、軟口蓋過長という奇形があったため、呼吸困難になりやすいので興奮させないように気をつけていた。

皮膚は脂漏症にその他の皮膚疾患もあったが、これは完治した。

低気圧の接近で脚や頭が痛くなり、体調が悪くなっていたので、生きているだけでもなかなか大変だったのではないかと思う。

にもかかわらず、いつも機嫌よくニコニコしていた。

おいしいものを食べるのが大好きで、とても食いしん坊だった。

赤ちゃん抱っこで寝たり、スリングで出かけたりするのも好きだった。

生まれてから1歳半にわたしが引き取るまでは、ペットショップの裏に閉じ込められて、世話も去れずに悲惨な状態だった。

そんな悲しい過去があったにもかかわらず、ほかの動物たちには分け隔てなく博愛精神を発揮して、これは本当に尊敬している。

どんな動物でも関係なく、シグナルを出しながら友好的に挨拶していた。

ルルとサピ

うちで保護した子猫たちのことは、いつもよく面倒を見てくれていた。

人間のことも大好きで、触られるのは嫌いだが、触らない人には友好的だった。

うっかりわたしがトリミング中に傷つけてしまっても、怒って噛み付いたりなどすることはなく、とても寛大に許してくれた。

博愛精神と寛大さは、ルルさんの最大の美点だ。

平和をこよなく愛するので、マル・ハチの小競り合いが起こりそうになると、勇敢にも止めに入っていっていた。

そしてなによりも、とても愛情深かった。

一緒にベッドに入ると、わたしの胸の上に乗って、顔をきれいに洗ってくれ、わたしの頬に自分の頭を乗せて寝ていた。

最初はとても驚いたものだった。

赤ちゃん抱っこもうちでは定番だったが、始めてみた人はみんな驚いていた。

それほどわたしのことを信頼してくれていたので、わたしと一緒だったらどこにでも行けるし、わたしがすることならたいていは受け入れてくれた。

他方で、嫌なことは嫌としっかり主張もするので、お互いにとても楽だった。

時間には厳しくて、遅れたりするとお怒りだったが、おかげで規則正しい暮らしができた。

ひとことで言って、最高のパートナーだったのだ。

まだ悲しいが、ルルさんがパソコンの壁紙になったことで、居場所が確定してほんの少し気持ちが落ち着いてきた。

とてもおしゃべりな子だったので、パソコンからお話してくれているようだ。

わたしもルルさんのように生きたいと思う。

そして、犬も猫もその他の動物も、みんな幸せな笑顔になれるように、ルルさんの遺志をついでいきたいと思う。

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