from : 羊の国のラブラドール絵日記シニア!!
今回、切除に至ったエビスの右前肢小指。
角化棘細胞腫でした。
犬の皮膚に発生する良性の腫瘍だそうです。
切除すれば治癒するものだそうです。(転移しない)
特にポピュラーなものではないようですが
シニア(7歳以上)の犬に発生し
今回のエビスみたいに爪床にできちゃうと
歩行が困難になったりして、QOLが下がります。
なので早目に発見してあげると
その後の犬生の妨げにならなくていいかな
と思ったので、記事にしておきますね。
エビスももっと早く発見できたら良かったんですけど
先生曰く「ワナカで2年に一頭いるかいないか」
くらいの発生率だそうで、症状が進むまで
あまり深刻に扱っていなかったのも確かかも。
「シニアだからね~」で最初は納得してましたしね。
そんなとき、フラットコーテッド・レトリーバーの
ララちゃんの飼い主さんからメールをいただきました。
「エビスくんの症状が、うちの先代犬のララと全く一緒なんですが・・・」
とのことではありませんか!
ララちゃんの病理組織診断書を送っていただいたことで
事が早急にすすみはじめました。
とてもとても感謝しています。
ララちゃん、ありがとう!
「ララで~す♪」
ララちゃんの場合も同じく。
症状としては「指を執拗に舐める」
ことで発見されたそうです。
後から気付かれたことですが
「そういえばツメを切る際に、特定の
ツメだけ異常に嫌がっていた」そうです。
ララちゃんの獣医さんも「大変珍しい病気」と
おっしゃっているようなので「そういえばうちもなめてる!」
と、すぐに慌てる必要はないかと思うのですが
ララちゃんとエビスより、「こんな病気になりました」報告です。
良性とはいえ、違和感があるし痛いみたいだし、
放っておくと骨の融解がどんどんすすみ
断脚に至る可能性もありますので、
早期発見にこしたことはないですよね。
ララちゃんとエビスがくれた角化棘細胞腫(かくかきょくさいぼうしゅ)の症状とは・・・
○指を気にしてなめる
○特定のツメだけ、切るのを異常に嫌がる
○患部から異臭がする
○お散歩の際に異常にゆっくりになったり、足をひきずることがある
○以上の症状が薬を投与してもよくならない
そして、ララちゃんは結局、同じ病気で
指を3本切除することになってしまったそうです。
それがどれほど一般的かはわかりませんが
エビスも他の指に同じ症状がでないかどうか
今後も注意していくつもりです。
エビスはまだ、リハビリの最中なので
痛そうではありますが、表情がまるで違います。
そういえば以前は、夜中に何度も目を覚まして
ペロペロと指をなめ続けていたのに
今では一度も起きることなく朝までぐっすりです。
「シニアだからかな・・・」と思ってゴメンね。
ララちゃん、ララちゃんの飼い主さん。
教えてくださって、本当にありがとうございました。
繰り返しますが、決して一般的な病気ではないそうです。
なのでどれほど皆さんの参考になるかはわかりませんが
もし、痛みやストレスを静かに感じている犬がいるとしたら
少しでもお役にたてれば幸いです。
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