from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
はっちゃん(秋田MIX♂3歳)は、また胡桃ブームにはまっている。
ロングコースの途中に、胡桃がたくさん落ちているゴミ屋敷がある。
そこまで行って、胡桃を1つ2つ食べるのがブームだ。
がりっと歯で噛み砕くのだが、割れたものを見ると、ちゃんと実が詰まっていてアタリだ。
中身が黒いハズレは引かない。
慎重に選んでいるので、匂いで判断しているのではないかと思う。
今日は珍しく3つ目を食べようとしたので、「2つにしとこうよ」と言うと、「やっぱりね~」みたいな顔で立ち去った。
あんまり一気にたくさん食べると、歯が欠けそうなのと、交通量も多い場所で危険なのとで、1~2個にしている。
はっちゃんもとくに嫌がることなく受け入れてくれている。
もしどうしても食べたいという場合は、「じゃああと1個ね」みたいに譲歩する。
「絶対こうでなければダメ」というような厳しい対応は、基本的にやらない。
「こうしてはダメ」というような禁止命令もしないが、「やめておいたほうがよくない?」という提案はする。
そのときに、「それはやめて、こっちにしよう」というふうに、プランBを提案することもある。
何度も書いているように、仲のいい友達にするように接するので、あまりあれこれ考えずにやってみよう。
わたし自身は、自分が間違ったことをしているときに、「こうしない?」という提案だけだとよく理解できない。
「それはダメだから、こうしない?」という風にセットになっていないとわからないので、犬や他の人にもそうしている。
気をつけたいのは、そういう提案をするときの態度だ。
どうしても人間は支配性が強いので、つい、言うことを聞かせようという雰囲気が漂ってしまう。
自分がこうしてほしい、やってほしいということを、犬にやらせようとするのだ。
これだと、表面的にどう取り繕っても、犬は命令と受け取るだろう。
なので、犬の気持ちを尊重して、判断をゆだねるというスタンスが大事だ。
同居犬を攻撃するなどというような、深刻なストレス行動(いわゆる問題行動)の場合には、間に割って入って引き分けた後、別々の部屋で過ごせるようにするなどの配慮が必要になる。
ストレス度が高い場合には、正常な判断ができなくなっているので、そういうときにはこうやって助け舟を出す。
わたしたちは、介入しなくていいところで介入して、したほうがいいところで放置する傾向があるので、自分自身の判断を鍛えたいものだ。
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