from : ドッグウォーカー博士のスローライフ
犬のお悩み相談でよくあるのは、うちの犬はよく吠える、噛み付く、人の後をついてまわる、留守番ができない、などというものだ。
「みんなできるのに、なぜうちは・・」というようなニュアンスで語られることが多く、回答する側も、これぐらいできなければ困るというものが多い。
「いい子」でなければいけないという考えにとらわれている人が多い気がする。
だが、PONOPONOでは、完璧な行動をする「いい子」は目指さない。
食糞したり、呼んでも来なかったり、ビビリだったり、粗相したり、宅配の人に吠えたりしてもいい。
ほとんどすべてのドッグトレーニングは「いい子」を目指しているが、PONOPONOでは、犬がなるべくストレス少なく楽しく暮らせるようにすることを、直接的な目標にしている。
それで犬が機嫌良く過ごすようになると、その結果としてストレス行動としての吠えや噛み、リードの引っ張りなどが減って、犬も飼い主も楽しく暮らせるようになる。
それも完全になくなるというのを目指すのではなく、本人がつらくない程度になればいいのだ。
マルちゃん(ドゴMIX♂7歳)はいまでもビビリだが、落ち着いて散歩を楽しむことができているのでそれで十分だし、はっちゃん(秋田MIX♂3歳)は興奮しやすいが、すぐに落ち着けるので問題ない。
ビビリとか興奮しやすいとかいうのは個性なので、受け入れてあげればいい。
だが、気をつけなければいけないのは、ストレスや不安によるものと混同しないことだ。
ストレスや不安の原因は最大限取り除いた上で、それでも残っている部分については受け入れてあげよう。
犬が快適に暮らせるようにしていると、結果的にみんなが楽になる。
どうでもいいことにいちいちガウガウ言って暮らすのは疲れるだろう。
そんなのはスルーしたほうがいい。
だが、そのために人間が過剰な働きかけをするのではなく、犬が平常心で考えられる状態にしてあげることが必要だ。
落ち着いてくれば、なんにでもガウガウ言ったりはしなくなる。
ガウガウが減ると、ご機嫌で床や地面でゴロンゴロンすることが増えてくる。
ルルはわたしの体の上や、ベッドの中でよくゴロンゴロンしてはケケケと笑う。
そんな姿を見ること自体が、飼い主にとって喜びではないだろうか。
よその犬と比べて、うちの子はこれができないとか、こんな問題行動があるなどと考えずに、その子がニコニコ楽しそうに暮らしているかどうかに気を配ってあげよう。
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