2015年8月20日木曜日

トイレのしつけに困っている?

トイレのしつけに困っている?
from : ドッグウォーカー博士のスローライフ

昨夜、そろそろ寝ようとピーちゃん(パピチワ♀8歳)をトイレに出そうとしたら、姿が見えない。


2階に行ってみると、先にベッドに上がって待っていた。


床には小さな水溜りが。


2階にもルルさん(ヨーキー♀10歳)のトイレがあるのだが、使いたくないようだ。


寝る前に排泄したので、ゆっくり寝られるね。



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これは昨日の夕方散歩のときの様子。


ここで長らく休憩する。


はっちゃん(秋田MIX♂3歳)も、お客さんの犬たちも、ここでよく遊んだり休んだりしている。


今朝、はっちゃんとマルちゃん(ドゴMIX♂7歳)の散歩が終わったあとにピーちゃんを誘ったが、またしても「まだ行かない」と言う。


やっぱり朝早くは嫌なようだ。


なので散歩モードになるをの待っていたら、雨が降り出してしまった。


そこでそのままお休みに。


起きてきたときに庭に誘導して排泄してもらった。


ハーネスの着脱を嫌がるということで、着けっ放しにされていたのだが、着けっ放しハーネスにリードを付けるときにも少し緊張するので、だったら同じだろうとハーネスを外した。


ハーネスの着脱時にひどくストレスがかかる場合は着けっ放しにするのもありだが、通常は数週間から1ヶ月ぐらいを目安にしたい。


その間に信頼関係を回復すると(=嫌がることを徹底的にやめると)受け入れてくれるようになる。


着脱ストレスと着けっ放しストレスを天秤にかけて決めるのだが、着脱ストレスは嫌がることをやめれば減ってくるので、時間とともに着けっ放しストレスのほうが大きくなるのである。


もちろん、犬が嫌がらない着け方を工夫するということも、非常に大切だ。


犬の様子をよく観察しよう。


ところで、「犬のしつけ」のカテゴリーでは、トイレの悩みが上位に来る。


「子犬のしつけ」でも同様だ。


それには、いくつかの原因があると思う。


まず、日本では何十匹もの犬をケージに入れた状態で管理する「ブリーダー」という名のパピーミル(子犬製造工場)から、直接間接に犬を入手することが多い。


ペットショップの犬の多くがこういう所からやってきている。


うまれた場所とショップにおいて、狭い場所に閉じ込められている子犬は、巣を汚さないという終生に従った行動をすることができないため、その場で垂れ流す。


閉じ込め期間が長いほど、垂れ流し行動が定着しやすくなる。


飼い主に買われていったあとも、トイレとベッドが隣あわせで設置された小さなケージに入れられる。


すると、その中で垂れ流しがさらに強化される。


そしていざ部屋に放されると、そこら中に排泄するのである。


生後6週齢で保護したはっちゃんは、もともとビルの屋上のようなところで放し飼いされていたと聞いている。


そのせいか、子犬なのに最初から「巣を汚さない」行動を取っていた。


間に合わないときはペットシーツを使ったが、トイレのタイミングで庭に出して排泄させていた。


なので、子犬なのに粗相もなく、もちろん今でも完璧である。


だが、生後1年半ものあいだケージに入れられていたルルさんは、垂れ流し習慣がすっかり定着していて、なかなか粗相が直らなかった。


後頭骨形成不全のため、低気圧の接近で神経症状が出たり、トイレの我慢ができなくなることも影響している。


いまでも天気が悪いときなどには、たまに失敗することがある。


小型犬には多い障害なので、同じような症状に気づいたら、仕方ないと理解してあげよう。


また、室内トイレを使わせることにこだわるのも、失敗を多くしている原因になっている。


犬は(他の動物も)巣を汚さない習性があるので、居住空間から離れた場所で排泄したがる。


人間のトイレも、居間の真ん中ではなく、家の端っこのほうにある。


なので、庭や外などでやるようにしてあげたほうが、ずっと簡単に理解できる。


粗相が定着した犬の場合も、トイレのタイミングで庭に出してあげると覚えてくれやすい。


人間が考えたトイレシーツ方式は、犬にとっては理解しにくいのである。


トイレのタイミングは、朝起きてすぐ、食後、寝る前、ほかに興奮したあとなどだ。


外トイレを教えると、留守にしたと気に困ると思うかもしれない。


だが、成犬は6時間ぐらいなら我慢できるし、それ以上留守にする場合は、犬のストレスを軽減するためにシッターをお願いするのが犬のためだ。


ペットショップなどでは、「フルタイムで働いていても犬が飼えますよ」などと言うが、そのためにペットシーツを敷いたケージをいっしょに買わせる。


こういうことが、犬の福祉を大きく低下させる原因になっている。


他方、雨の日に困ると言う方がいるが、雨の日は犬もさっと済ませたり、屋根があるところで排泄したりするので心配ない。


わたしたちは、犬の習性を尊重した暮らしを実現するよう、常に努力したいものである。



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