from : ねこかます
キジトラ公園に行くと、公園の外から寂しげな声が聞こえてきた。
声の主は、序列が一番下の長毛キジトラのキジトラ2号だった。
公園のキジトラ1号とカツオ、黒猫婆さんがいる。
黒猫婆さんがキジトラ2号をぶちのめすので公園に入れないのである。
フェンスに顔を押し当てて恨めしそうな顔をするキジトラ2号。
流れてきた猫の哀愁というか、それでも普段どこにいるのかが謎な猫であるが。
ふと隙を見せた黒猫婆さんである。
すると。
キジトラ2号、そっと公園に入ってきた。
猫の序列はかくも厳しい。
ゆっくりと憩う間もない…しかし、ここまでキジトラ2号が当たられるようになったのもつい最近の話である。
以前はそれでも共存はしていたはずだが…。
何が原因かはよく解らないが、なにかしら転機になる事はあったのだろう。
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