飼えなくなる人々
from : pet salon Mignon DIARY
飼い主が入院したから動物の行き場がない、という相談が次々にかかってくる。
住民が入院して親戚に連絡をしたけれど引き取ってもらえない、と不動産屋さんからの電話や、親が急死し自分はすでに動物を飼っているし仕事もあるので引き取れない、といった相談が続く。
まだ若い犬猫なら譲渡のあてがあるけれど、中高年になると行き場がないのが現実だ。
動物は当たり前だけれど死ぬまで自立できないので飼った人の責任で終生面倒をみないといけない。
ところが不死身の人間はいないので、急な病気や事故で世話をできなくなってしまう場合もある。
メインでお世話をしている人が急に倒れても、きちんと飼えるかどうか普段から家族で話し合いが必要だ。
まだ動物が健康なときなら良いけれど、通院や介護が必要な状態だと残された家族の事情によっては困ってしまう場合が多い。
責任を放棄して自分が飼いたいから飼うんだ、という人がいる間は殺処分はなくならない。
杉並区の今年度初の動物対策連絡会があった。
またまた広めの会議室で間隔を開けて着席。
保健所長は新型コロナウィルスの補正予算臨時会を中抜けして出席し、冒頭に杉並区の感染状況と今後の対策について説明した。
区内の感染者数が第一波のピーク時と同等の週に42名の感染者判明数で今後はPCR検査数を現状の1日110件程度から500件を目指して予算を通すそうだ。
感染症は隔離と消毒と予防をするしかないので、まずは検査をしてどんどん隔離をする方針のようだ。
動物のことはこちらでやっておくから、そんなに丁寧に説明してないではよ戻ってくれ、と思っていたら区議会に戻って行った。
その後は飼い主のいない猫対策事業のあり方や、災害時の対策についてなどの質問や意見を述べた。
あっという間に2時間経過してミグノンへ戻った。
またまた大量の電話の合間に仕事をして、終わってからむみちゃんのトライアルに行った。
むみちゃんは一番人気だったのでお留守番のない家族の家に決まった。
面談の帰りにママが、せっかくなので帰りにサロンでフードを買っても良いですか?と気を使ってくれたので、第一か第二希望の子でいけると思うので大丈夫、と受けあっていたのだ。
入り組んだ住宅街なので、と道順や目印などを事前に教えてくれたけれど実家のすぐ近所だったので、小学生の頃に遊んだことがある場所だった。
駐車場も車を移動して空けてくれていたので、駐車場に迷うこともなく、すんなり到着。
真新しいケージにむみちゃんを入れたら緊張していたけれど、ママが可愛い、可愛い、と大興奮。
好物のビワの葉を持って行ったら、喜んで食べるから早速買います、とさらに張り切っていた。
オヤツをあげすぎないでね。
帰宅して動物たちのお世話を終えて、お風呂に入ろうとしていたら、子うさぎのケージでパタパタと違和感のある音がした。
覗きに行ったら子ウサギが転倒していた。
慌てて抱き上げたら神経症状を起こしていて危ない状態だ。
3月に保護した子ウサギも1羽が神経症状で亡くなってしまっていたので、感染症を持っていないかとても心配していた。
瞬間的にそれを思い出しながら急いで治療に連れて行った。
できる限りの処置をして祈ったけれど追いつかず、ただ命が終わるのを見届けることしかできなかった。
【今後のスケジュール(譲渡会以外は要予約)】
8/8(土)14:00~16:00 水越美奈先生 猫の行動学講習会 受講料¥3,000 代々木会場&スカイプ ☆予約受付中☆
※注意※ペットサロンミグノンはトリミングサロン、ペットグッズショップです。
保護活動に関するお問い合わせはショップではお受けできませんので団体ホームページよりどうぞ。
renconrer-mignon.org
★各種問い合わせはインフォメーションのアドレスで一括して受け付けております。
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